脳科学者の茂木健一郎氏が人気番組「仕事の流儀」の司会を降板することが明らかになりました。
【朝日新聞 2009年12月9日】茂木健一郎さん3月で司会降板 NHK「仕事の流儀」報道によると降板の理由は、同氏が国税局から申告漏れの指摘を受け、それに伴う視聴者からの批判だとあります。
脳科学者の茂木健一郎さんが、司会を務めるNHK番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」を来年3月で降板することが9日、わかった。同番組は4月からいったん休止し、来秋リニューアルして再開する予定。司会は別の人になるという。
しかしそれとは別に、茂木健一郎氏が浄土真宗親鸞会という宗教団体の「偽装サークル」の行事で講演活動をした事実はあまり知られていません。
2008年11月24日、東京大学駒場祭にて茂木健一郎氏は「生きて死ぬ私」というタイトルで講演をしていますが、それを主催したのは「ネットワーク」という学生組織。実はこの組織こそ、浄土真宗親鸞会の下部組織である「学友部」の偽装サークルです。
親鸞会は宗教であることを隠した勧誘で統一教会や摂理とともに多くの大学で問題となっており、被害者団体も存在します。親鸞会の偽装サークルは悪評が立つと頻繁に名前を変え、「アクセス」や「ネットワーク」などネット検索によって特定されにくいサークル名を多用します。この茂木健一郎氏を講演に招いた「ネットワーク」という東大のサークルも駒場学外に部室を持ち、複数のサークル名を使い分けて勧誘しているようです。
多忙な毎日で確定申告を忘れてしまったと言う茂木健一郎氏ですが、どうか大学で問題になっている宗教団体についても十分に注意を忘れず、これらの団体に利用されるようなことが無いようにお願いしたいものです。
講演会について触れている茂木健一郎氏のブログ「クオリア日記」
浄土真宗親鸞会の偽装サークル「ネットワーク」のHP(魚拓)
駒場祭の行事の案内ページ
浄土真宗親鸞会 被害家族の会
1 コメント:
記事からは、茂木氏がサークルの背景を確認しないで講演を引き受けてしまったのか、もともと親鸞会と関係があったのかは判断が出来ません。
前者であれば、ダミサの巧妙な勧誘手法こそ問題になるべきで、茂木氏の迂闊さは否定できないものの、記事タイトルの〝意外な関係〟というのは、少々扇情的ではないでしょうか?
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