先月の参院選で「仏教最高位の金剛大阿闍梨」を名乗っていた幸福実現党のドクター・中松特別代表。その後ダライ・ラマ法王日本代表部事務所が、中松氏に称号を与えた事実はないとするチベット高僧からの書簡を公開しました。これに対し、刑事告訴までちらつかせて代表部事務所宛に質問状を出していた中松氏ですが、完全に無視されてしまったようです。中松氏側の主張を検証します。
中松氏は「仏教最高位の金剛大阿闍梨」の位を、チベット仏教ゲルク派の高僧カンデン・ティパから授かったとしていました。しかし7月30日、ダライ・ラマ法王日本代表部事務所は、そのような事実はないとするガンデン・ティパからの書簡を公表。中松氏側は8月2日、代表部事務所が掲載した書簡の日本語翻訳が間違っているとして、独自の翻訳文を掲載して反撃に出ました。さらに翌3日には、代表部事務所に対して「当方は警視庁 名誉毀損事件担当者との打合せに基づき、先ず質問状をお送りいたします」として、10項目の質問を送付しました。
しかし、中松氏側の翻訳文は全くのデッチアゲであることが判明して自爆。また代表部事務所からは、質問状を完全に無視されたようです。質問状の返答期限(5日間)が切れた8月9日、以下のような文章が中松氏のブログに掲載されました。
【ドクター・中松の発明BLOG 2010年08月09日】ドクター・中松事務所からのお知らせ
①当方からの質問状について
警視庁 名誉毀損事件担当者との打ち合わせに基づき、インターネットに事実の経過とチベット語の翻訳(仏教哲学博士のチベット高僧による翻訳)を掲載すると同時に、ドクター・中松事務所およびその弁護団がダライ・ラマ法王日本代表部事務所代表ラクパ・ツォコ氏に質問状を送り、その回答を5日以内にするよう送達しました。
本日、回答期限の5日間を過ぎても、未だラクパ・ツォコ氏から当方弁護団事務所に回答が到着していないことをご報告いたします。
②中松先生が「金剛大阿闍梨」を授与された事実経過とその再確認について
中松先生からの要望ではなく、インドにいる高僧から中松先生にインドにいらっしゃって頂きたいとのご要望により、当時、中松先生は筋トレで足を痛めていたにも関わらず無理を押してインドに行き、案内された僧侶修行宿泊所に泊まり、そこから案内されてデリーの立派なお寺に参りました。
そのお寺にガンデン・ティパ102世座主がいらっしゃり、先ず中松先生の首に長い白い衣をおかけになり、中松先生の目の前で「金剛大阿闍梨に認定し尊号の使用を許可する」と書いてある証書に署名されました。
ガンデン・ティパ102世座主から中松先生に金剛大阿闍梨を与える理由は「あなたは国際的著名人であるので、日本人の心を清め、チベットを含む世界を平和にしてほしい」というお言葉を頂きました。
そして金剛大阿闍梨の帽子を被った中松先生と一緒にガンデン・ティパ102世座主は満面の笑みでお喜びでした(写真参照)。
このガンデン・ティパ102世座主のご希望をかなえるべく中松先生はガンデン・ティパ102世座主側近チベット高僧テンジン仏教哲学博士を日本の記者発表に呼び、「金剛大阿闍梨」の尊号を賜ったことを報告すると共に、これを賜った使命である「日本人の心を清めるため日本全国の行脚を実行する」という発表をいたしました。そして中松先生はご多忙の中、酷暑をいとわず、日本人の心を清めるために全国を遊説されました。
③「チベット仏教ゲルク派ガンデン・ティパ座主からのお知らせ」について
その後、ラクパ・ツォコという中松先生が全く知らない人物が唐突に一方的に「チベット仏教ゲルク派ガンデン・ティパ座主からのお知らせ」という文章をインターネットに発表しました。この手紙は上記の事実と異なる内容で訳され、この手紙が出た経過も不明で不自然な流れです。
この手紙について理論的には、二つしかありません。一つは何者かが事実と違うウソを発表したか、または中松先生のインドでの授与が何者かにダマされたのかのどちらかです。
しかしどちらの場合も、中松先生は被害者です。
しかし中松先生がお会いしたガンデン・ティパ102世座主は聖人であり、このような事に関わるお方ではないと中松先生は信じておられます。
またこの手紙については「姓はナカモツ、名は善郎」と記載されており、手紙そのものが中松先生とは全く違う名前の別人に関する手紙です。中松先生が金剛大阿闍梨を授与された事実は不動で、この様な手段で事実を覆そうとしても不可能です。
④中松先生からのメッセージ
金剛大阿闍梨として申し上げます。チベット人同士が争い、それを煽る日本人は「心を清らかにせよ」というガンデン・ティパ102世座主のお心に反しています。心を清めて、ガンデン・ティパ102世座主のお心に沿うようにお祈りいたします。
■中松先生カワイソウ……
中松氏は、代表部事務所が掲載した<チベット仏教ゲルク派・ガンデン座主からのお知らせ>の中で、「中松義郎」という本名を「中松善郎」と書き間違えられていました。またガンデン・ティパの手紙では「ナカモツ」と書かれた上に、呼び捨てにされていました。そして警察にまで相談に行って作成したという質問状を、代表部事務所からきれいさっぱり無視されてしまったわけです。
本当にかわいそうです。
さらにかわいそうなことに、中松氏事務所は今回の「お知らせ」で、ついに中松氏自身が何者かに騙されていた可能性についても言及し始めまています。上記<<ドクター・中松事務所からのお知らせ>の終盤、
「この手紙について理論的には、二つしかありません。一つは何者かが事実と違うウソを発表したか、または中松先生のインドでの授与が何者かにダマされたのかのどちらかです。しかしどちらの場合も、中松先生は被害者です。」
という部分です。
今回の称号授与を企画しコーディネートしたのは国際宗教連盟・中井天山代表であり、中松氏側の説明にある通り、中井氏と組んでいるチベット僧テンジン・デムチョク氏が随所に関わっています。もし中松氏が「騙された」可能性を考えるのであれば、この2名もその「何者か」に含めて検証した方がいいのではないかと思います。
■中松事務所は何も立証していない……
中松氏は、代表部事務所の翻訳が間違っていると主張して独自の翻訳を公表しています。しかし本紙<ドクター・中松&中井天山代表、チベット語翻訳合戦で自爆 >で検証した通り、代表部事務所の翻訳に間違いはなく、中松氏側の翻訳の方が完全なデッチアゲでした。
中松氏側は、ガンデン・ティパの書簡の「ナカモツ」という表記を根拠に「全く違う名前の別人に関する手紙」と主張しています。しかしこの事実は、中松氏側ではなく本紙の翻訳で明らかにされたものです。本紙が「文殊師利大乗仏教会(デプン・ゴマン学堂日本事務局)」の野村正次郎・事務局長に依頼した翻訳は、代表部事務所による翻訳の内容とおほぼ同じです。中松氏側の主張に沿うなら、代表部事務所だけではなく本紙が独自に掲載した翻訳も間違っているということになりますが、中松氏側は「ナカモツ」の部分だけは、本紙の翻訳を参考にしています。こういうのを支離滅裂というのではないでしょうか。
中松氏がこれまでブログで掲載した経緯説明は、「金剛大阿闍梨」の称号をガンデン・ティパから授かったのは事実であるとの主張が展開されてはいるものの、決定的な根拠は何一つ提示されていません。本紙はこれまで、この称号をニセモノとする根拠について、主に以下の点を指摘しています。
(1) ガンデン・ティパ自身が、称号を与えていないと報告している。
(2) ガンデン・ティパ自身は、自分から中松氏をデリーに呼んではいないとしている。
(3) ガンデン・ティパに日本語の賞状にサインさせただけで、チベット語では何も授かっていないことを、中松氏に同行した中井天山氏が認めている。
(4) ガンデン・ティパは「日本の会員に渡す」という説明を受けてサインをしただけであり、称号を与える意図でサインしたものではなかった。
(5) 中松氏は、ガンデン・ティパから僧侶の帽子を授かったとしているが、ガンデン・ティパは、中松氏側が自分で帽子を持参したと報告している。
(1)については、中松氏側がガンデン・ティパの書簡を独自に翻訳することで否定しましたが、前述のように、中松氏側の翻訳は完全なデッチアゲだったことが確認されています。
(2)については、中松氏側はこう説明しています。
【ドクター・中松の発明BLOG 2010年08月09日】<金剛大阿闍梨授与の経緯について>
当方が「金剛大阿闍梨」の授与を求めたものではなく、102世側近の高僧テンジンからの連絡でインドに行き、ガンデンティパ102世本人のサインで、本人から授与されたものである。
この「高僧テンジン」とは、前述のテンジン・デムチョク氏と思われます。そもそも彼が本当にガンデン・ティパの側近なのかという疑問もありますが、ガンデン・ティパ自身は「呼んでいない」としているわけですから、テンジン氏に何か問題があると考えるのが普通ではないでしょうか。この点については、中松氏側は何も説明していません。
(3)(4)については、中松氏は、賞状にサインしてもらったと言うばかりで、ご本人の賞状は公表していないし、ガンデン・ティパにどういう説明をしてサインさせたのかという点についても説明していません(中井天山氏は、本紙の取材に対して「趣旨は説明した」と主張しています)。また本紙<ドクター・中松&中井天山代表、チベット語翻訳合戦で自爆 >で書いたように、チベット仏教の「金剛阿闍梨」は、賞状を渡すことによって授けるという習慣はないため、賞状があるとかサインがあるといくら主張したところで、それは「チベット仏教の称号」を授かった根拠にはなりません。
(5)については、以下のように書いています。
【ドクター・中松の発明BLOG 2010年08月09日】<金剛大阿闍梨授与の経緯について>日本語的には、帽子や法衣を渡した主体が誰なのかが明記されていません。「ガンデン・ティパ自らが」と明記されているのは「首かけ(チベットのカタのことでしょう)」だけです。単に文章が悪いだけなのか意図的に明言を避けているのかは不明ですが。
・ドクター・中松は要請に応じインドに行き、平成22年3月8日高僧テンジン氏がガンデン・ティパ102世の居るお寺に連れて行った。
帽子や法衣は現地で渡され、首かけをガンデンティパ102世自らがドクター・中松に掛けた。
現時点で中松氏側は、代表部事務所が示したガンデン・ティパからの書簡を越える有力な証拠・根拠は何も提示していません。いくら称号をもらったと繰り返し主張しようが、警察に相談しようが、代表部事務所に質問状を送りつけようが、主張の根拠を示さなければ「称号はニセモノ」という事実を覆すことはできません。
27 コメント:
国政オンブズマン青年会に掲載されている書簡の英語訳を拝見しましたが、一体何方が訳されたのでしょうか?
英語訳も不自然ですが日本語訳は自動翻訳機で訳したとしか思えない酷いものです。
英語訳は[he][him][someone]等の代名詞しか表現されておらず、あまりに不明瞭です。
テンジン氏が代表を勤めていらっしゃるという財団のHPで氏のプロフィールを拝見しましたが、ゲシェー等数種の証明書が掲載されており、これまで拝見した事のあるチベット仏教僧侶の方達のプロフィール紹介とはあまりに異なっており、大変違和感を覚えました。
ナカモツ先生、どうするんだろうね?
藤倉さんにちょっと確認したいのですが、以下は称号授与に関する中井天山氏へのインタビューの一部です。途中の( )は私の補足ですが、これで合ってますでしょうか?
Q,チベット語でガンデン・ティパが(称号およびその授与を)決めて、(ドクター・中井一行に)伝えてきたものでなくて、(ドクター・中井一行の)打ち合わせのなかで金剛大アジャリという日本語の称号が決まっており、そうして用意したもの(=賞状)を持っていって・・・
A,あやふやだけど、そういうニュアンスに近いかもしれない
「SAGEの中井天山は、称号が欲しかったので、呼ばれているからと嘘をついて、ドクター中松をデリーに連れて行き受賞したしたように見せかけた」
そういう事件だと思います。
藤倉さんは、中井天山が、いままでどのような称号を自慢していたかご存知でしょう?
平成21年度 文化褒賞受賞
釈迦宗総本山 金剛蓮華寺 一世
チベット仏教ゲルク派 傳法金剛大阿闍梨
チベット仏教カギュ派 傳法大阿闍梨
国際中功総会名誉会長
World Maitreya Karuna Foundation Japan代表
天心流花押第三代宗家
大日本皇道立教会第四代会頭
世界宗教法王庁 世界宗教連合会代表(元皇族伏見博明氏創立)
国政オンブズマン委員会GOA全国青年会代表
アジア共通貨幣実現推進協議会代表委員
これだけの称号を並べていますよね?
確かマイケル・ジャクソンも、世界宗教法王庁世界宗教連合会の役員(?)だったと言い張っているんでしょう?
しかもこの団体、Googleで検索しても、どのような活動をしているのが情報が一切出てきませんね。
つまり、この団体にいたっては、活動実態すらない、名ばかりの団体だということです。
だからね。SAGEは信用できないんですよ。
ドクター中松は、ご高齢だし、少し人が良過ぎるので、SAGEに騙されたのではないかと思います。
政治活動をやられるのであれば、SAGEの方はやめていただきたいですね。
おそらく中井の方から、役職を与えてドクターを引っ張っただけなのでしょうから。
ラーメン屋の店長(なんでんかんでん)すら役員になっているような団体です。
アホ団体ですよ。SAGEは。
いつも楽しく観ております。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
sugizoさん
> (ドクター・中井一行の)打ち合わせのなかで金剛大アジャリという日本語の称号が決まっており、
ここだけちょっと違います。映像ではわからないと思いますが、この話の前に中井氏は、称号の内容は事前にガンデン・ティパ側との打ち合わせで決めたと主張していました。ぼくの発言はそれを受けたもので、「(ドクター・中井一行の)打ち合わせ」ではなく、「(ガンデン・ティパ側との)打ち合わせ」ということですね?という念押し質問です。
もちろん、「(ガンデン・ティパ側との)打ち合わせ」があったとする中井氏の主張を信用するかどうかは、また別問題。とりあえず、あの会話はこういう文脈でのものです、ということで。
ほかの部分は、その通りです。全体として、ぼくがこの質問で確認していたのは、主に以下の点です。
(1) チベット語での称号は授かっていない
(2) ガンデン・ティパが決めた称号ではない
(3) 賞状は中井氏側が用意して持参したものである
(2)については、中井氏は明確に答えたとは言えませんが、(1)と(3)については、このときのやりとりで確認できたと言っていいと思います。
匿名さん(2010年8月11日15:54)
SAGE GROUPの信頼度は、あのサイトを見れば、多くの人は同じ印象を抱くだろうと思います。ただし、ぼく自身は記事の中で予断を煽ることはしたくないので、印象論による評価は極力書かないようにしています。
> ドクター中松は、ご高齢だし、少し人が良過ぎるので、SAGEに騙されたのではないかと思います。
確かにそういう印象もないではないですが、ぼくとしては憶測では記事を書けないので、現時点では判断保留です。飽くまでも「可能性」のひとつにすぎません。
みなさんがコメント欄で、印象や感想や推測を書くことは、あまり逸脱しない限りは構わないと思います。ああだこうだ言い合う中で見えてくるものもあると思いますし。ただ、ぼく自身は、記事を書いている張本人でもあるので、コメント欄でも慎重に発言せざるを得ません。ノリが悪くて申し訳ないです。
客観的な取材を心がけていることについては評価します
ただ大日本皇道立教会第四代会頭の中井天山に対する取材が足りないと思います
そのため何やら歪められて伝わっています
藤倉さんは昨年の夏に中井天山が幸福実現党のある候補者に対してどんな嫌がらせをしたのかご存知ないと思います
私はあの時以来、彼のやり方を見ているので、「また中井かよ!」といった感じなんです。
この気持ち分かります?
今回は間接的な被害とはいえ、はらわたが煮えくり返りそうです。
World Maitreya Karuna Foundationの英文のサイトの方に、最近の活動の写真が掲載されており、こちらを拝見する限りでは、新しい施設の落成式の模様が掲載されています。
藤倉様、カルマパ17世からの称号授与疑惑に始まる今回の一連の称号疑惑に常に絡んでおられるゲシェー・テンジン氏への事実確認を行なわれていらっしゃるのでしょうか?
テンジン氏のスケジュールを確認した所、現在日本に滞在されていらっしゃるようです。
匿名さん(2010年8月12日5:13)
> そのため何やら歪められて伝わっています
何がどう歪められていて、それとぼくの記事とどういう因果関係があるんでしょうか。
> 藤倉さんは昨年の夏に中井天山が幸福実現党のある候補者に対してどんな嫌がらせをしたのかご存知ないと思います
はい。ご存じありません。
> 私はあの時以来、彼のやり方を見ているので、「また中井かよ!」といった感じなんです。
どんな「やり方」なんですか?
> この気持ち分かります?
さっぱりわかりません。
あなたの立場も、いったい何についての気持ちなのかも書かれていないので、あなたの気持ちの内容は想像すらできません。
匿名さん(2010年8月12日10:16)
> 藤倉様、カルマパ17世からの称号授与疑惑に始まる今回の一連の称号疑惑に常に絡んでおられるゲシェー・テンジン氏への事実確認を行なわれていらっしゃるのでしょうか?
何に関する事実確認でしょうか。
テンジン氏が8月中旬まで日本に滞在し、苫米地氏が所有するマンションに泊っているという話は聞いています。
>藤倉さん
了解しました。
解説ありがとうございます。
いえいえ。中井氏のインタビューは2時間弱くらいあって、そのうち、質問に対して比較的ストレートに答えている部分をチョイスしたのがあの映像です。なもんで前後の文脈とかわかりにくいと思うので、何かあれば遠慮なく聞いてください。
You Tubeの画像無事で良かったですね。
中松氏のブログのコメントを拝見すると、チベットへの関心のなさを露呈していらっしゃるように思えます。
カターの事は、「首かけ」「長い白い衣」
ガンデン・ティパは、「ガンデン・ティパ座主」
このようなチベットに関心のある方なら殆どの方が知っておられるような事すらご存知ないわけですから、藤倉様が前の記事で指摘されていらした、<チベット仏教では「金剛阿闍梨」は、賞状を渡すことによって授けるという習慣はない>事なぞ知る由もなかったのでしょうね。
中井氏も自前で賞状を作成する前に、高僧と紹介されているテンジン氏に確認されなかったのでしょうか?
チベット仏教の高僧の方なら当然ご存知の事と思いますが…
ドクター中松といえば、発明家としての経歴にも様々な疑問符がつけられてますが、マスコミは面白がるだけで、追求しようとしません。このカルト新聞はジャーナリストが作ってる唯一の新聞です!
苫米地氏についても是非追及してください。
応援しています。
藤倉様
言葉が足りなくて大変失礼致しました。
>何に関する事実確認でしょうか。
①苫米地氏は、活仏法衣等をテンジン氏より授与されたとご自身のHPで掲載されており、そのような事実が本当にあったかどうか。
②中松氏の翻訳の中で、テンジン氏の推薦があったから授与されたと補足明記されております。実際に推薦を行なわれたのかどうか。中松氏はテンジン氏がガンデン・ティパに推薦されたと思われているようですので。
それにしても、称号授与を報道したマスコミの方達は、自分達が報道した内容について全く責任を感じてはいないのでしょうか?
藤倉さん頑張って取材を続けて下さい!
匿名さん(2010年8月13日17:29)
> ①苫米地氏は、活仏法衣等をテンジン氏より授与されたとご自身のHPで
> 掲載されており、そのような事実が本当にあったかどうか。
> ②中松氏の翻訳の中で、テンジン氏の推薦があったから授与されたと補
> 足明記されております。実際に推薦を行なわれたのかどうか。中松氏は
> テンジン氏がガンデン・ティパに推薦されたと思われているようですので。
すいません。どちらも確認していません。
①については、苫米地氏がテンジン氏より法衣を授かったかどうかより、そもそもテンジン氏が活仏なのかどうかの方が重要です。SAGEメンバーらは、テンジン氏を活仏と称することで権づけしているからです。
②については、テンジン氏がSAGEの身内であることは明らかなので、実際に推薦があったと確認できたとしても、それはさして重要な新事実というわけでもなく、「まあ、そうだろうな」というレベルの話だと思います。
なもんで、この2点については、確認すべき内容としての優先順位は高くないと思っています。あと、そもそもテンジン氏への取材自体の優先順位も高くありません。
基本的に、後ろめたいことをしていそうな当人に取材をする意味はあまりありません。どれだけ本当のことを喋るか信用できないからです。彼らに取材することで事実がわかるわけではなく、飽くまでも「彼らの主張」がわかるだけです。
当人に尋ねるのは、当人以外の方面への取材である程度の証拠などを押さえた後です。むしろ、仮に当人が取材に答えてくれなくても記事を書けるくらいの材料を集めるのが、この手の問題を取材する際の基本パターンです。そうしないと、彼らのウソを広めることに荷担してしまう危険もあるからです。
みなさんとしてはほかのメンバーの言い分も聞いてみたいだろうと思いますが(というか、ぼくも聞きたい)、手順としてはそれ以外の方面への取材を優先しています。
①②については、確認できるとしてもまだ先になるだろうし、場合によっては記事では触れない可能性もあります。ただ、わかっていることについては、質問していただければ差し支えない範囲で答えます。その都度、記事のコメント欄でもtwitterででも聞いていただければと思います。
応援コメントをくださったみなさん、ありがとうございます。頑張ります。
あと、おかげさまで最近コメントがたくさんもらえて嬉しいんですが、いろんな人がコメントしてくれるので、そろそろ識別可能なハンドルネームで投稿してもらえると嬉しいです。「匿名さん(****年*月*日**:**)」じゃ、いまいち会話しづらい。
テキトーなのでいいので、よろしくです。
>はい。ご存じありません。
藤倉さんがご存知ないのは記事を読めば分かります。
幸福実現党の母体である幸福の科学信者が批判者ブログに殺人予告で警察沙汰に。
その数3日間で1250件以上というから尋常でない。
藤倉さんもお気をつけください。
http://astralbird.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/122x218x105x34a.html#comments
http://astralbird.cocolog-nifty.com/blog/
猛暑が続く中、取材お疲れ様です。
中井氏がおっしゃっているような称号を授与する時に、称号名について打合せをするという事は、普通あり得ない事ですよね。
テンジン氏は、マイトレーヤ・カルナ財団のサイトでのご自身の紹介では、ゲシェー・ラランパを取得されているとは記載されていますが、お名前が「リンポチェ」ではないので、活仏ではないと思います。
何となく、SAGEの登場人物の方達のブログをそれぞれ拝見すると各人のコメントに微妙な違いを感じてしまいます。
猛暑の中大変ですが、取材頑張って下さい!
ありがとうございます。
テンジン氏の肩書は、あからさまに胡散臭いですね。マイトレーヤ・カルナ財団も、英語サイトと日本語サイトで記載内容が微妙に違っています。
誰が見ても胡散臭いのが一目瞭然過ぎて、そのうちのどの部分にポイントを絞って評論すべきか、迷ってしまいますね。
SAGE GROUPのHPを見て驚きました。
8月29日にマイケル・ジャクソンのお誕生日を記念してチャリティー・イベントを行なうそうです。
宣伝用のリーフレットにはマイケルと思われる写真が使用されています。これは肖像権の侵害ではないでしょうか?
名目チャリティとなっていますが、入場料¥2,000となっていますので、マイケルの事務所の認可がなければ違法ではないのでしょうか?
死人に口無しで、今度はマイケル・ファンを欺こうとしているのでしょうか?
この暴走、誰か止めて下さい!!!!!
厳しい残暑が続いていますが、取材お疲れ様です。
テンジン・デムチョク氏の活仏のお名前ですが、ここまで来ると、ジョークとしか思えません。
「時輪金剛14世」だそうですが、何故「カーラチャクラ」なのでしょうか?????
SAGE GROUPのHPには、新たにサキャ派の方の写真も貼付されていましたので、次はニンマ派の方の写真でしょうか?
お忙しいでしょうが、こちらの記事の続きが掲載される事を期待してお待ちしています。
テンジン・デムチョク氏ですが、日本に滞在しておられる時に、彼に声を掛けてこられた方に、ダライ・ラマ法王と一緒に写されたポスターを渡されて、ご自分はダライ・ラマ法王の側近として来日しており、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーにも瞑想指導を行なった事があると話されていたと、ご自身のブログに掲載されておられる方がいらっしゃいます。
僧衣を着ておられると大変目立ちますから、声を掛けて来られる方々にこのようにお話をされているのだとしたら、とんでもない事です。
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