本紙2010年8月13日既報記事『統一協会(統一教会)関連団体のセミナーでJICA&外務省の関係者が講演 』の続報。
JICAを通して取材申し込みをしていた杉下恒夫氏から電話を頂いた。
今回不幸にも統一協会(統一教会)関連のNGO団体に利用された形になった杉下氏、御本人から直接話を伺うことができた。
尚、杉下氏の現在の肩書は【フリージャーナリスト】であり、前回記事の該当箇所は訂正した。
杉下氏が今回の『青年指導者フォーラム』で講演をした経緯について訊いた。
杉下氏に統一協会(統一教会)側が初めて接触したのは数年前のこと、『平和』或いは『平和〇〇』と名のついた立派な装填の論文集若しくは雑誌に寄稿依頼があったのが最初だった。杉下氏がバックナンバーを見せてもらうと大使経験者や有名大学の教授が寄稿していた。信用して杉下氏も寄稿したとのこと。
そして今回その時の依頼者と同じ人物から講演の依頼があり、引き受けたという。
杉下氏が講演当日、現地で「何かおかしいと感じた」ことについてだが、まずビルの名称(成約ビル)からして「おかしなビルだな」と記者の直感が働いたという。また『平和大使任命』についても、???な感じを抱いたと話してくれた。
来ていた参加者は皆熱心で講演会自体は何の問題もなかったとのこと。
主催者側に対して特にクレーム等を入れるつもりはないとのことだったが、今後は気を付けるとの言葉を貰った。
記者に対しては、情報を報せたことについて礼を言われた。また前回の記事についても、杉下氏も利用された被害者であるという視点で書いてあると好意的に捉えていただき、杉下氏の写真を掲載していることについても問題ないと言ってもらえた。
杉下氏であるが、電話のやりとりから大らかで真面目な人であるとの印象を持った。大学で学生に教えていた経験からか人当たりも柔らかく実直な人物である。
フリーのジャーナリストということもあり、全国で講演活動などを精力的に行い国際協力・平和活動に貢献してきた杉下氏、そんな人物を狙って自身の利益のために利用するカルト団体に対し、改めて憤りを感じた。
記者の願いとしては、今回の『青年指導者フォーラム』にビデオセンター受講生を誘導する役割で参加していた現役の末端信者の中から、杉下氏の講演を聞いて本当の国際協力・NGOとは何なのか?ということに目覚め、自身が参加させられている偽装NGO・NPO団体、偽装ボランティア団体の欺瞞に気付きカルトから脱会する意思を持つ信者が現れてくれないかということがある。
実際に、統一協会(統一教会)北東京教区青年部が行っている偽装ボランティア団体【草の根ムーブメント】での統一協会(統一教会)への伝道目的を隠した欺瞞に満ちた活動に嫌気が差し、真のボランティア活動に従事したいと統一協会(統一教会)を辞め、カルトに与えられた偽のものではない自分自身の目標に向かって邁進している元信者もいる。
その元信者は現役時代、草の根ムーブメントでの河川清掃参加者を統一協会(統一教会)に引き込むことを目的とした偽ボランティア活動を改め、真剣にボランティアで河川を整えることを目的とした活動をしたいと訴えた。その真摯な声を代表者・班長初めアベル全員が踏み躙りないがしろにしたことでその元信者は統一協会(統一教会)を離れる決心をした。
今回そのようなケースがあれば、杉下氏をカルト側が利用したことが彼らにとって藪蛇となるかもしれない。
また、前回の記事で引用した【YFWP-New Youth Movement Reports 写真で見る新青年運動 2010年7月31日 第5地区<東京>連合会 第1回「青年指導者フォーラム」開催】、【平和大使フォーラム公式ブログ 2010年8月4日 第一回青年指導者フォーラム開催】の記事は共に当該ホームページから削除されている。
前回の記事を見て慌てて消したのであろう。
7 コメント:
セミナーに参加する信者は、基本的に熱心ですので客観的に見ても、講師の方は
やりがいがあるのではないかと思います。講義内容自体は虚偽も無く、御不満は
無かったという事で(お人柄もありますが)クレームは無いという解釈でよろしい
でしょうか。 信者の方も真の世界平和活動について講師の話をきちんと理解して
ディスカッションして頂ければと思います。
自身の正義を道徳、倫理的に正しい方向で貫ける方は素敵だと思います。
内部から声を挙げて改革しようと思い込んでる方、元信者と言いながら洗脳下に
ある方、脱会者と言って行動の伴わない偽装脱会者など、広い世界を広い心を持って
客観的に見るとおかしなことばかりなのに自身一人の判断では
脱会が難しいのです
よね。このような記事を読んで、肯定的に受け入れられる信者が一人でも現れれば
と私も思いました。
「統一教会に賛同している」と統一教会内部で吹聴されている人々の多くが、実際にはこのようなケースなのでしょう。
杉下氏の講演自体は統一教会とは関係なく有意義なものですが、問題はそれが「統一教会のおかげ」という話にされてしまう事ですね。
統一教会の場合、主催者にクレームを入れたところで、参加者に伝えられる事は無いでしょうから、こうやってネット上で公開するほうが効果的だと思います。
私も統一教会に見切りを付けてJICAで頑張っている人を知っていますが、「為に生きる気分になる」だけでなく、真の意味で為に生きるとはどういう事かを、自分で真剣に考える事の出来る信者さんが、一人でも現れればよいですね。
>その元信者は現役時代、草の根ムーブメントでの河川清掃参加者を
>統一協会(統一教会)に引き込むことを目的とした偽ボランティア活動を改め、
>真剣にボランティアで河川を整えることを目的とした活動をしたいと訴えた。
>その真摯な声を代表者・班長初めアベル全員が踏み躙りないがしろにしたことで
>その元信者は統一協会(統一教会)を離れる決心をした。
統一協会の「ために生きる」というスローガンがいかに見せ掛け
のものかわかりますね
実際は「文鮮明とその一家、および幹部食口の貪欲で不品行な生活の」ために生きる、というのが食口が強いられる献身ですね
悩んだり迷っている食口の皆さん、とにかく一旦教会やホームから離れて家に帰ってひとりで考える時間をとってみましょう
UCについて悩んでいること、疑問に思っていることをノートに全部書き出して自分の頭で考えてみましょう
ある婦人部では、僧呂の説法、講演の中で使用していた
「寺の敷地にあるものは何一つ私自身が自由に出来るもの
ではない。」と言う言葉を、万物回帰の言葉に利用して、
「神様からお預かりしている物は、先祖代々と言えども
何一つあなたの物ではない。又、財を残しても子孫で争い
が起こるだけだと、必要以上の財産は神へ返しなさいと
言う内容にすり替えて引用しています。
内容的にはこの件と似たようなものなのでしょうか。
あるコメント欄で、家族がセミナーに通うようになり、
明るくなったと言う方がいらっしゃいました。
その教区、団体がその方を傷つける事が無いよう祈る
ばかりです。
私は迷ったとき、セミナーで書いた感想ノートを読み
返していました。 その時代はとても幸せだったと
その都度思いました。 今は不幸ではありません。
ただただ「苦痛」なだけです。
統一教会の文鮮明先生がもし、いなければ、世界は戦争、環境問題、飢餓、どれ一つも解決することはできません。韓国では文鮮明氏の存在は大きくクローズアップされ、日本でも文鮮明氏がメシアとしての認識が広まり始めています。早くこの日本社会もこの安逸な世の中を超えて、本当に国民同志が手を取り合ってがんばれる社会を築きたいと思います。
>>統一教会の文鮮明先生がもし、いなければ、世界は戦争、環 境問題、飢餓、どれ一つも解決することはできません。韓国 では文鮮明氏の存在は大きくクローズアップされ、日本でも 文鮮明氏がメシアとしての認識が広まり始めています。
何を根拠に言っているのだろうか?自叙伝を出版したから勘違いしているのか?おめでたい人だ。
戦争、環境問題、飢餓、どれ一つとっても、文氏が関与して解決した事例があるのか!?あったら示して欲しい。
せいぜい駅前清掃と荒川河川敷の清掃ぐらいでは?
それも目的と手段で物議を醸し、ボランティアの真偽を問われているのが現実。
文氏が残したものは巨大建造物と破産した日本人信者ぐらいではないだろうか。南米摂理のその後は?日本からの献金で買った広大な土地はどうなった? 世界各地に造ったとされる平和大使館、ベーリング海峡の橋(トンネル)建設は?日本全国で借金をつくってまで興したパンダモータースのその後は?
現役信者自身が確かめるといい。
ただし日本統一教会本部には訊かないこと。どうせ真実は教えてくれないからね…(笑)
この記事で杉山氏は利用されたということになっていますが
『世界平和研究』2019年夏季号に同姓同名の方が
「TICADは日本・アフリカ双方の利益になる協議を」とのタイトルで
投稿されてますね
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