2010年10月23日土曜日

和解決裂、弁論再開へ-次世紀ファーム研究所事件

岐阜地裁に出廷した際の
堀代表(2008年4月21日撮影)
 次世紀ファーム研究所(真光元神社)で糖尿病の少女が死亡し、両親が同研究所の堀洋八郎代表などに損害賠償を請求している訴訟の控訴審(東京高等裁判所)で10月22日、弁論が再開される決定しました。この訴訟では8月26日に東京高裁が和解を勧告し、いったん結審していました。

 この事件は、2005年、糖尿病を患っていた少女(当時中学1年生)が岐阜県内の「次世紀ファーム研究所」に、インスリンを持参せずに宿泊。しかし糖尿病患者にとって必須であるインスリン注射をしていなかったてめ、少女は滞在2日目には嘔吐、発熱、食欲不振などの体調不良を訴え、滞在4日目に亡くなりました。

 この際、堀代表らが病気を治せるかのように宣伝し、母親などが真光元神社に過度に依存することを余儀なくされ信じ込まされていたていたこと、堀代表らがインスリン注射や病院への搬送など必要な対応をしなかったことを理由に、少女の両親が堀洋八郎代表らに対して約5000万円の損害賠償を求める訴訟を起こしていました。

 一審では両親が敗訴し、現在、控訴審が行われています。控訴審では、 本紙が<次世紀ファーム研究所事件で東京高裁が和解勧告>報じた通り、東京高裁が和解を勧告し、8月26日にいったん結審していました。

 死亡した少女の母親は本紙の取材に対して「和解ではなく判決を目指したい」との意向を示していましたが、和解の協議の席で、堀代表側も和解を拒否。控訴審で判決が出ることが決まりました。当初、判決は10月28日に予定されていましたが、和解が不成立となると同時に、東京高裁は弁論の再開を決定。12月14日(火)午前11から東京高等裁判所824号法廷で弁論を行い、そこで改めて結審することになりました。判決は年明けに持ち越されることになりました。

 今後の日程は以下の通りです。

・10月28日/判決 → 中止
・12月14日/弁論、結審
・年明け/判決

【関連サイト】
真光元(しんこうげん)被害者の会

3 コメント:

匿名 さんのコメント...

この記事人気なさすぎワロタw

匿名 さんのコメント...

ミニカルトみたいなもんだし、仕方ないな。
でも事件の深刻さは変わりないだろ。よく考えてコメしろks

匿名 さんのコメント...

法華経を信じ南無妙法蓮華経と唱えましょう