統一協会（統一教会）偽鑑定士の手相勧誘現場を撮った

　新宿駅西口に於いて、統一協会（統一教会）婦人部信者による悪質な勧誘が行われていることは本紙でも取り上げてきた。
　２月上旬の平日午後、調査に赴いた記者は手相勧誘の瞬間を目撃した。勧誘員は統一協会のダミー施設【東京家庭アカデミー】所属の信者だ。勧誘被害に遭った女性に勧誘の手口を訊くと、「いい顔の相をされてますね」と声を掛けてきた後に手相鑑定が始まったという。

　長く統一協会は青年部を中心に「手相の勉強をしています」と声を掛ける手口で違法な勧誘行為を行ってきた。2009年の新世摘発を機に、その手法は影を潜めていたが一部ではこのように未だに使われている。占いについての正しい知識を何ら持たない勧誘員は厚顔にも運命鑑定士を名乗り、一般市民を騙し信者の生産ラインに乗せているのである。

　勧誘の合い間に談笑する婦人部信者たち。

　別の場所でも統一協会の勧誘員が出没していた。


　先月の調査の際にも新宿駅西口には【東京家庭アカデミー】勧誘員が多数出没していた。　『幸せアンケート』を抱えた信者は、勧誘の合い間に教祖にお祈りを捧げていた。この女性信者とはカルト勧誘阻止活動を始めた８年前から何度も街頭で対峙してきた。彼女の人生はカルトに搾取され続けたままだ。