2011年12月15日木曜日

ニコニコ生放送-オウム事件は本当に終結したのか

12月16日(金)22:00より、株式会社ドワンゴの主催する「ニコニコ生放送」の公式チャンネルにて、『オウム事件は本当に終結したのか--日本のカルト宗教の現状とは』が放送されます。

オウム事件は本当に終結したのか--日本のカルト宗教の現状とは

先月11月21日、地下鉄サリン事件等で殺人などの罪に問われたオウム真理教元幹部・遠藤誠一被告の上告を、最高裁判所が棄却。
これで教祖・松本智津夫(麻原彰晃)死刑囚と12人の実行犯の死刑が確定し、一連のオウム事件をめぐる刑事裁判が全て終結しました。
しかし全て終結したかのように見えて、年々宗教に関する基礎的な知識不足が加速し、また新たなカルト宗教による被害が出てきているのが現状です。
そこで今回ニコニコ生放送では、こうしたカルトに警鐘を鳴らすべく一番長くオウム真理教問題を取材してきたジャーナリストの1人で教団からも命を狙われた事がある江川紹子氏と、オウム事件に詳しい紀藤正樹弁護士、そして日本脱カルト協会の理事で住職の瓜生崇氏をお呼びして、オウム裁判の振り返りとその後日本社会にどのような影響を与えているのか、その危険性と対策について徹底的に語ります。
出演者は江川紹子氏(ジャーナリスト)、紀藤正樹氏(弁護士・リンク法律事務所)、西田公昭氏(社会心理学者・立正大学教授)、そして当紙記者でもある瓜生崇氏(日本脱カルト協会理事・真宗大谷派玄照寺住職)に司会を加えた5名です。

オウム真理教の事件から16年が経ちましたが、私たちの社会はあの事件を十分に教訓に出来ているのでしょうか。現在の宗教問題に第一線で関わるメンバーによって、オウムが起こした未曽有の宗教被害から今日のカルトの状況まで幅広く語られる予定です。

なお、視聴にはニコニコ動画への登録(無料)が必要です。

2 コメント:

匿名 さんのコメント...

反社会的な宗教団体の場合、内部の不透明性が高いように思います。
不透明性が高いと、信者、家族、一般人、専門家、お上などのチェックが入りにくいので、突然集団でも破壊的な言動に出られて、驚愕させられることが多いですね。
さすれば、不透明性の高い宗教団体へは深入りしないほうが安全です。
では、不透明性の判断材料とは何でしょうか?一つに、書籍や講演会、施設、HPなどで公開されてない教祖と幹部の本音、生活、人間性などの真実の情報を手に入れることです。
もし非常識なことをしてたり悪事を働いていた場合は、必ず、どこからか真実の情報が洩れてくるものです。
オウム真理教や幸福の科学をはじめ、教祖や幹部の不透明性の高い団体は他にも多く存在すると思います。自分達や社会を護るためにも特に気をつけるべきでしょう。
私達は、玉石混交の様々な情報の中から、嘘偽りなく信者や世間の本当の幸せを考えてくれてる宗教団体かどうかを見極めて対応していきたいものですね。

よるお さんのコメント...

オウム事件は終わってはいない。内部において、麻原彰晃への帰依がまだ続いている。

そして、12名の弟子を死刑によって真相を闇から闇へ葬ってはならないと思います。

番組では、日本脱カルト協会が活動に携わっている12名の弟子の死刑反対についても触れて頂けると多くの方々に情報がゆくと思われます。