2015年3月22日日曜日

【Q&A宗教トラブル110番】が改訂・販売、11年ぶり3度目

全面加筆修正された第3版
宗教・カルトを巡るトラブルや被害への対応、カルト団体からの脱会への方策などをQ&A方式で網羅した3人の弁護士による指南書【Q&A宗教トラブル110番】が、新たな事例や最新の判例・法体系を反映、11年ぶりにリニューアルされ今月10日、民事法研究会から発売された。

 山口広弁護士・滝本太郎弁護士・紀藤正樹弁護士というカルト問題のエキスパートによるQ&A宗教トラブル110番シリーズ、その第3版となる本書には、各カルト団体の名が挙げられその手口や実態、被害への対処法などが記されている。

統一教会・幸福の科学・泰道・宝珠宗宝珠会・アースハート・ダンヨガ・SPGF・ライフスペース・明覚寺・法の華三法行・天華の救済・オウム真理教・アレフ・ひかりの輪・神慈秀明会・顕生会・摂理・国際福音キリスト教会・高島易断・幸運乃光・真光元・ヤマギシ会・エホバの証人・ホームオブハート・聖神中央教会・加江田塾・千乃正法(パナウェーブ研究所)・神世界・ロマゾフィー教会・ワールドメイトetc・・・・

また、直接教団名や個人名こそ挙げてはいないが、マインドコントロールの手段の一つである権威性を説明する箇所で「機関紙に教祖が大学から博士号を贈られたとか◎◎賞をもらったなどと大々的に宣伝します」と、創価学会の池田大作名誉会長を指していると思われる記述もある。

そして宗教法人法改正や宗教団体への課税制度についてその問題点を含め解説した他、カルト団体が名誉棄損訴訟などを濫発する所謂SLAPP(嫌がらせ訴訟)に対し、アメリカの過半数の州で制定されているアンチスラップ法を挙げ、日本での法規制の必要性を強調している。

更に、カルト団体からの脱会を巡る一連の動向にも触れ、脱会カウンセリングや救出カウンセラー、そして統一教会による拉致監禁キャンペーンについても言及。

その他、EC(現EU)で1984年に採択されたEC決議「宗教団体に与えられた保障の下で活動している新しい組織による様々な法の侵害に対する欧州共同体加盟諸国による共同の対応に関する決議」を詳細に解説し、フランスで1996年に出された議会報告書『フランスにおけるセクト(カルト)』についても記述するなど欧州各国のカルト対策を紹介。

一方、カルトに比較的寛大と云われるアメリカに於いても「宗教を口実にした詐欺・強迫的金集めや脱税、人権侵害行為に対しては、日本以上に厳しい刑罰が科され厳しい損害賠償も命じられている」と例として統一教会の教祖・文鮮明が脱税で服役したことを挙げ説明、欧米各国に比べ日本での対処の遅れを指摘している。

特筆すべきはカルト対策先進国フランスで2001年に採択された『セクト対策法/人権と基本的自由を侵害するセクト的団体の防止及び取締を強化する2001年6月12日の法律』が「処罰対象として刑法に導入した」無知・脆弱性不法利用罪について言及していることだ。

無知・脆弱性不法利用罪は「重大なまたは反復した圧力行為、またはその判断を歪める技術の結果、心理的または身体的服従状態にある者に対して、その者に重大な損害を与えうる作為または不作為に導くために、その者の無知または脆弱状態を不法に利用すること」を3年以下の拘禁刑または37万5000ユーロの罰金としている。

日本でも法整備が待たれ、別名マインドコントロール罪とも呼称されるこの無知・脆弱性不法利用罪については不法な手段で他人を利用するカルト組織の所業を刑法犯罪として取り締まることが可能になるという他に、カルトの被害者に留まらず、児童虐待防止法など規制の法律では掬いきれない“埋もれた被害者”の救済手段としても期待されている。

著書の一人である紀藤正樹弁護士は、先日行われた講演で本書の内容を紹介し無知・脆弱性不法利用罪について解説した際「マインドコントロールはその種類と程度の度合いが問題とされているのに、いまだにカルト側はマインドコントロールがあるかないかなどと存在の問題にすり替えている」とカルト側のトンでも理論を一蹴した。


ちなみに巻末の「宗教トラブルを考える資料」には、やや日刊カルト新聞や本紙・藤倉総裁の著書『「カルト宗教」取材したらこうだった』も挙げられている。
1999年に出版された初版
2004年に出版された全訂増補版

13 コメント:

モーモーロール さんのコメント...

某組織との闘いにおいては、もっとも実用的でためになる本でした。カルト対策
のロジックを示す本で、なおかつ初心者向けって、なかなか少ないですよね。

ぜひ、ベストセラーになることを望みます。

匿名 さんのコメント...

現在、アマゾンで取り扱い不可なのは、なぜだろう・・・?

匿名 さんのコメント...

国民を地獄へ導く破壊的カルトの代表
・・・安倍晋三教(亡国教)と大川隆法教(不幸の科学)。

匿名 さんのコメント...

コウフクが勘違いするから
安倍首相と大川を並べるな。

匿名 さんのコメント...

天才バカボン幸福論。夜のつぎは朝なのだ。
http://www.amazon.co.jp/dp/4072708925

匿名 さんのコメント...

アベ政権や霞ヶ関は、コウフクやオウム以上にたちが悪いでしょうに。
国策で、カネや権力、名誉、嫉妬、女、弱肉強食など、唯物主義に洗脳されると、アベのような輩を神様だと思い、アベのやってることは全て正しいと思う国民が増えるから怖ろしい。

モーモーロール さんのコメント...

http://www.minjiho.com/shopdetail/000000000772/

上記サイトで購入できます。

匿名 さんのコメント...

安倍のやってることは国民の過半数が支持してるんだよ。

匿名 さんのコメント...

昨年12月 衆院選投票率、戦後最低の52.66% 総務省

>国民の過半数が支持

選挙に行かなかった国民も支持してると思ってる訳かな?
自公を支持した人達も、仕方なくとか、カネや政治的圧力でとか、マスメディアによるプロパガンダとかなどによってしょうがなく投票してしまったひとがかなり多いと思うよ。
だって、国民に都合の悪いこと言わないで騙して選挙させるんだもん。卑怯だよね。
これからの安倍政権の支持率がとても楽しみだね。極右と真ん中との戦いだね。
ま、仕方ないよ、他人を蹴落とし潰してまでして、カネやモノを得て、自分達だけがやりたい放題贅沢できることが人間の最高の幸せだと思うように自民の国策によって、殆どの国民は洗脳され続けてきたのだから。
『幼稚な人間は、幼稚な人間を支持する。』

匿名 さんのコメント...

反対なら反対票投じに行けよw

匿名 さんのコメント...

アベの奴隷かぁ、ご苦労さん。

君の国防軍での活躍を期待してるよ。

匿名 さんのコメント...

人間は、マインドコントロールされやすい生き物だから、日頃から、騙されないための勉強は必要かも知れません。
この書籍は、そんな意味で、特に、邪教から身を護るためにも大いに参考になるように思います。
私も、多くの方に読まれることを願ってます。

児斗玉文章 さんのコメント...

本来ならカルトに騙されない方法ってのは、学校教育の中でやってほしいんですよね。
でもまぁ、こういう本が出ることを第一歩と歓迎しますか。