【毎日新聞 2009年06月21日(地方版)】宮崎・宗教法人集会所建設:住民側と物別れ 2回目説明会--宮崎 /宮崎
宗教法人「神慈秀明会」(本部・滋賀県)が宮崎市新名爪に集会所を建設する計画に、地元住民が反対している問題で、法人側は19日夜、住民説明会を開いた。住民側が「建設工事をやめてほしい」と要望する一方、法人側は「工事は予定通り行う」と表明した。
説明会はこの日が2回目。13日の1回目の説明会で、法人側は「これ以上説明会は開かない。16日に着工する」と表明した。住民側は「説明が不十分だ」などと反発、16日に工事現場を約200人が取り囲んだ。現場が混乱したために法人側は工事を中断し、改めて説明会を開いた。
この日の説明会には住民側の代表者13人と、法人・業者側7人が参加した。住民側は「説明会をもっと開くべきだ」と要望したが、法人側は「もう申し上げることはない。要望には今後も応えられるよう努力していくが、工事は進める」と述べた。【小原擁
神慈秀明会側は、住民の反対運動の中止を求める仮処分申請をしたそうです。
【毎日新聞 2009年06月26日(地方版)】宮崎・宗教法人集会所建設:反対運動巡り、神慈秀明会が仮処分申し立て /宮崎
宗教法人「神慈秀明会」(本部・滋賀県)が宮崎市新名爪に集会所を建設する計画に地元住民が反対している問題で、法人側が反対運動の中止を求める仮処分を宮崎地裁に申し立てた。工事は今月中は中断する。
法人側は「工事が進まなくなるのを防ぐために申し立てた」と説明している。これに対し、住民代表で建設阻止対策委の宮越孝幸代表は「実態の分からない法人。住民はこの町で安全安心に住む権利があることなどを求めていきたい」と話している。
集会所建設は3月に表面化。16日には住民200人が着工を阻止するため工事現場を取り囲むなどして、混乱した。法人側は今月に入って2度、説明会を開いているが、主張は平行線のままだった。
一方、住民側は7月5日に集会を開き、反対活動の継続を再確認したとのこと。
【宮崎日日新聞 2009年07月05日】今後も建設反対訴えを 神慈秀明会で住民集会
宗教法人神慈秀明会(本部・滋賀県甲賀市)の集会所建設に反発している宮崎市新名爪地区の住民らが5日、建設予定地近くで決起集会を開いた。
同会は6月下旬、宮崎地裁に工事妨害禁止の仮処分を申し立てており、集会では建設反対に向けた活動の継続を再確認した。
約200人が参加。住民側代表は経過報告をした上で、「相手は法的手段に訴えてきた。裁判所の裁定次第で、運動の取り組み方も変わるだろう。長丁場になっても運動を続けたい」とあいさつした。
神慈秀明会は、2005年に神奈川県横浜市青葉区、2006年に神奈川県横浜市戸塚区、2007年に山口県周南市、施設建設をめぐって地元住人と対立してきました。宮崎市内での住民の反対運動については、宣言:神慈秀明会集会所建設に反対します.と神慈秀明会宮崎集会所建設反対に詳しい情報があります。
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