2009年7月6日月曜日

X JAPANのTOSHI 故マイケル・ジャクソンにコラボを断られていた!

【日刊サイゾー 2009年07月05日】『日刊サイゾー』X JAPANのTOSHI 故マイケル・ジャクソンにコラボを断られていた!によると、自己啓発セミナー「ホームオブハート」の広告塔であるTOSHI(X JAPAN)が、自身のブログで、故マイケル・ジャクソンにコラボを打診して断られていたことを明かしたとのこと。TOSHIのブログを確認してみると、こんな文章が載っていました。


ToshiオフィシャルブログMichael Jacksonの死(2009年6月22日)
今日マイケルジャクソンがな亡くなったとニュースで知った。
前回来日したときに、マイケルのマネージャーを通じて、僕の手紙を渡してもらった。
「We are the world をもう一度一緒にやらないか」という内容を書いた。

そのときは
「残念だが、もうしばらくステージには立つ予定はない」
とマネージャーを通して返事をもらった。
彼と一緒にコラボすることはかなわなくなってしまったが、
なにかせつない悲しい気持ちが残る。
幼少時からスターになり、家族や周りとの金銭をめぐるトラブル
尽きることのなかった悪質な金銭目当てであろう刑事告発や訴訟沙汰。
本人があまりにも大きな利権ゆえの表面には出てこなかった様々なトラブルも多々あっただろう
私も到底人事ではない。
私もそのような悪質な者たちとの戦いは続く。
悪質な不正がまかり通ってしまうことなど、決して、死んでも許さない。
必ずそのような者たちの悪事を暴くこと、絶対にあきらめない。
(略)

 04年、TOSHIの所属事務所であるトシオフィスも含めたホームオブハート関連施設から子ども5人が保護される「児童虐待事件」がありました。さらにその後、ホームオブハートの被害者らが民事訴訟を起こし、トシオフィスやTOSHI個人も被告になっています。関連訴訟は確か9件だったか、とにかくもうすさまじい数の訴訟が飛び交っています。

 こんなTOSHIですから、児童虐待や訴訟沙汰で騒がれたマイケル・ジャクソンにシンパシーを感じるのも、理解できなくはありません(アーティストとしての格が違うだろという話は置いておくとして)。

 ただ、TOSHIとマイケル・ジャクソンとで違う点を挙げるなら、TOSHI(正確には、自身が代表を務めるトシオフィス)は、裁判で負けているという事実。今年5月、東京高裁が、ホームオブハートやトシオフィスに約1580万円の賠償支払いを命じる判決を出しています(【PJニュース 2009年05月29日】X JAPAN・TOSHI所属事務所、二審も敗訴=自己啓発セミナー被害訴訟)。ホームオブハート側は上告したようですが、とりあえず一審に続いて2連敗中です。

 TOSHIは裁判が始まって以降、被害者側の言い分を「デッチアゲ」として、被害者を誹謗してきました。児童相談所が子どもを保護し、その後も指導を継続していたにも関わらず、児童虐待すらなかったと言っています。

 それを踏まえてTOSHIのブログを読むと、「私もそのような悪質な者たちとの戦いは続く」などという表現をしていますが、ホームオブハート被害者に対する間接的な悪意表明のように読めなくもありません。TOSHIが、マイケル・ジャクソンという存在を、ホームオブハート被害者をなじるための道具にしているように見えるのは、気のせいでしょうか。

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