講演を行なう郷路征記弁護士 |
130人が出席した集会では統一教会元信者が過酷な信仰生活を語る時間が設けられ、教団の呆れた実態がまたひとつ明らかになった。
教団本部への捜査を逃れるために発令されたと言われている2009年の所謂“徳野通達”が、最前線で正体隠し伝道を行なっていた末端信者勧誘員には全く伝達されておらず、そればかりか「お父様が勝利したから」 などと云う姑息な理由付けにすり替えられ、証し(明かし)伝道をしていたというのだ。
全国集会の冒頭、渡辺博全国弁連東京事務局長は基調報告で統一教会の被害に関して各都道府県の被害集計表を示し「相談のあった被害額は約9億円と昨年より少なくなったものの、未だにこれだけの莫大な額の被害がある」と話した。
脱会相談に取り組む倉敷めぐみ教会の高山正治牧師は講演『教祖死後の統一協会の変化について』の中で、教団の欺瞞性について何点もの実例を挙げ説明。信者の救出に関しても信者の家族に向けて「信者を20年30年やっている人でも辞める時は辞める。救出は不可能ではない。救出のターン、そのタイミングを家族は見逃さないこと」とアドバイスした。
札幌の郷路法律事務所の郷路征記弁護士は『青春を返せ訴訟 札幌第1陣・第2陣の到達点と課題』と題した講演で、青春を返せ札幌訴訟の概要や判決で鮮明になった統一教会に因る伝道・教化活動が違法であるとした基準、大きな成果となった「メシアを信じさせるメカニズムの解明」について解説した。
郷路弁護士は「何故信者は神を感じて統一教会に取り込まれていってしまうのか?」との疑問を人間心理の要点『集団への順応』を用いて繙き、心理学的見地からの説明もおこなった。そして「神を信じるとサタンも信じてしまう」という統一教会の巧妙・狡猾な教化システムを詳細に解きほぐした。
更に郷路弁護士は、判決が言及した大きな意義である憲法の主旨「個人の自由な意思決定によるものとしなければならない」に反する統一教会の“隷従”教化システムについて「財産収奪を繰り返し、信者が文鮮明と統一教会に隷従させることを目的としている」と批判。
信者が「奴隷のようになる」実態について、「信仰すると云う決断の重大性」や「その人の人生に不可逆的な影響を及ぼす」教団・教義の内容を隠匿されたまま自由な意思決定を侵害された結果だと解説した。
そして今回の全国集会でも元信者3人から重大な証言があった。
正体隠しの勧誘から「子供の命の問題にかかわる」などの因縁トークを受け信者となった女性は、過酷な献金強要の実態を明かした。
「アベル(上司)の指示で子どもの学資保険まで献金させられました」
「貯蓄が無くなるとアベルは親や親族からお金を出させることを指導し、カードローンまで勧めてきました」
「『借金してまで献金するのか?』と疑問を投げかけると、アベルは『借金ではなく天国への献金』と言い張り「『返せなかったら?』と不安がると『また他から借りたらいい』と指導され『もう無理』と言うと『献金しなくてもいいが、後で何倍・何十倍・何百倍も献金しないといけない。時には期限がある』と言われました」
この元信者の女性は、姓名判断葉書をノルマ分購入させられたと話し、コーヒー豆販売の万物復帰の経済活動(用語解説参照)に従事させられた際には、訪問した家の玄関のドアが開いたら、いきなり踊り出すなど恥ずかしい販促行為を強要されていたことも明かした。
徳野通達の欺瞞性が改めて明らかになった(統一教会旧HPより) |
そして、2009年3月に展示会への動員ノルマがなくなり、統一教会と証して(明かして)伝道するようになった際のことを「『お父様(文鮮明教祖)が折々に勝利されたから』と聞かされていた」と話した。
質疑応答で記者は、女性が話した内容「お父様が勝利されたから正々堂々と統一教会を明かして訪問伝道した」から、末端の正体隠し伝道に従事していた信者に対して2009年の徳野通達が意図的に伝達されていなかったことを確認した。この女性は脱会救出カウンセリングの場で初めて徳野通達の存在自体を聞いたという。
徳野通達が出された背景を、あるカルトウォッチャーは語る。「当時全国各地の統一教会関連施設や店舗・会社で特商法違反など霊感商法の摘発が相次ぎました。それらを組織ぐるみでおこなっていた日本統一教会は松濤本部への家宅捜査を惧れ、徳野会長が一連の正体隠し勧誘や霊感商法を一旦自粛したというのが実際のところと云われています」
統一教会本部の関与を糊塗し当局の摘発を逃れるため、上辺だけを取り繕った徳野通達(ビデオセンターを「教会員が自主運営するビデオ受講施設」とするなど欺瞞が多数見受けられる)さえ、実際に正体隠し勧誘をさせれれていた末端信者には伝わって.いなかったのである。
末端信者が「お父様が勝利した」と信じ込まされて行なった”証し(明かし)伝道”。その実際は、本部の摘発を逃れ各関連偽装施設や信者へ責任を転嫁するという組織防衛の手段に過ぎなかったということだ。またひとつ、教団の欺瞞性が明らかとなった形だ。
この女性は信者時代とその後遺症が及ぼす影響についてこう述べた。「マインドコントロールされて悪の循環、家系に苦しみが行き『地獄で永遠の苦しみに遭う』と信じてしまっているので思考回路が奪われている。不安と恐怖に苛まれ、何かあると自分を責めるから離教してもまた戻る人もいる」
統一教会の“拉致監禁”刷り込み教育についても女性は話す。「統一教会では『反対牧師は統一教会を知 らない』と言われていた。後藤徹さんや“拉致監禁”から逃げ帰った人のことを聞かされた。今では恐怖心を煽るためにやっていたことだと判る。悪の体質は中に居たら判らない」
そして女性は自身を救出してくれた家族への感謝の念を明かした。「家族は静かに歩み寄ってくれた。原理は間違い。反対牧師への教育はごまかし教育。牧師は上から目線ではなく、親切に一つ一つ教えてくれた。辛抱強く見守ってくれた。『ために生きる』ということを身 を持って教えてくれた。偽物を打ち破ってくれた。周囲の人は長年染みついた原理思考についても『焦らなくていい』といって支えてくれた。10年近く反社会的犯罪組織である統一教会で活動してきたが闇の世界から救い出すために姉や夫が力を尽くして奔走してくれた」
他の二人の元信者も話す。
「今までは正しいと思って活動してきたが、実際には取り返しのできない大変なことをしてきた。家族は責めなかった。自分としても何かしたい。自分を責める時期もあったが誰も責めず静かに温かく見守ってくれた。脱会して7年半が過ぎた。脱会当初は自分で判断できず行動できなかった。今は改善された。多くの人の力添えで脱会できた。多くの人が統一教会から脱会できるよう願っている」
「祝福を受け帰国した後、保護説得を受けた。“拉致監禁”と思った。統一教会では『信教・信仰の自由の迫害』『反牧はお金でやっている』『暴力を受けレイプされたり自殺した人もいる』『脱会したら不幸になる』『サタンにやられる』などと言われていた。反牧に対してサタンと思った。マインドコントロールの本を何冊か読み、納得して脱会した。脱会直後は『裏切ってしまった』と思い申し訳なさがあった。まだリハビリ中だが、以前の職に戻りたい。大変なこともあると思うが、統一教会で大変だったことを思うと乗り越えられると思う」
教団内部に居たからこそ、その実態を身を以って体験した元信者たち、その心の叫びは現役信者に届くのだろうか。
~用語解説~
万物復帰 : この世の財物は総て神のものであり、その神が遣わせたメシア(救世主)である文鮮明教祖の下へ所有権を返還させるという統一教会の教え。万物復帰の実践として1BOXカーに詰め込まれて全国を回り珍味売りやハンカチ売りなどの経済活動をおこなう男女混合の信者グループはマイクロ隊と呼ばれ、その過酷な販売ノルマや労働基準法を無視した過重労働から体調を崩して後遺症に悩む元信者もおり、過去には居眠り運転による死亡事故も起きている。
海外ボランティアや医療支援などを建前にハンカチ売りなどの経済活動をしていた東京世田谷区の教団偽装ボランティア団体/SHINZEN(しんぜん会)の事務所が2008年2月に警視庁公安部の家宅捜索を受けた際、SHINZENのマイクロ隊は教団本部との関連を示す書類を高速道路のSA/PAのゴミ箱に廃棄するよう指示を受けたという。
SHINZENは、アジアやアフリカの貧困国に対して教育支援や医療支援などを行なうボランティア団体を自称していたが、警視庁公安部は、SHINZENが海外支援や福祉を名目にしてハンカチや靴下などの訪問販売や募金活動などを行い、集めた金を統一教会の資金源にしていたと見ている。
14 コメント:
あるカルトウォッチャーw
★『GHQテレビ廃棄&地位協定破棄』
「犬丸かつこ イヌマルミツカ」から全頁紹介します。
http://tokio92.seesaa.net/article/395093999.html
麻生氏が政治資金パーティーで「安倍晋三首相や私が集団的自衛権のことをいえば『危ねえんじゃねえか』といわれるが、高村正彦自民党副総裁(安倍首相と同じ山口出身)がいうと『いいんじゃねえの』となる」と高村氏をこう持ち上げたらしい。(2014.4.17 21:06 msn産経ニュースより抜粋)
高村氏のような地味で目立たない政治家が言おうと誰が言おうと日本国民にとって良くないことには変わらない。
主権者国民の意見など全くお構いなしで、ひたすら「我らの道だけを突き進む政治家、政党」。
そもそも、集団的自衛権の「自衛」とは、名ばかりで、この集団的自衛権とは「アメリカが兵隊と資金を出したくないために日本に対しお金と自衛隊を出せ」と言ってるのでは?
この集団的自衛権をアメリカが求めるのは「アメリカの身勝手」でしょ?
太平洋戦争で、昭和天皇がポツダム宣言を受諾し
「白旗上げ」無条件降伏をしたとき、
アメリカ等GHQは
日本が再軍備を出来ないように
「陸軍」と「軍隊」を東京裁判で滅茶苦茶に「解体」した。
それでいて、戦後、約70年経つと、
世界の状況に変化が生じ、
アメリカは今では軍を維持するための費用さえ賄えない状況に陥っている
(戦争ばかりするからお金が無くなるのよと言いた)。
そのため、日本に「自衛の名目で、集団的自衛権(交戦権)に参加」を強要してきた。
本来ならば、日本の政治家や官僚は
「アメリカさん、今になって再軍備で、自衛隊を軍隊として、国外に出せとは、身勝手でしょ」と、
アメリカに対して主張する「外交」を行うべきである。
ところが、この政治家、官僚は、アメリカの身勝手さに「NO」とは言えず
「はいはいわかりました。」と引き受ける有様だ。
そして、アメリカの身勝手な言い分を日本が承諾するようにと、
政治家を太平洋戦争で白旗上げたときの、官僚の子孫たちを国会議員(世襲政治家)として並べている。
その代表格が安倍晋三首相、麻生太郎副総理、
そして、高村正彦自民党議員。
この三者とも、祖父、父などが、太平洋戦争中に「官僚」で、
戦後政治家に転身した岸、吉田、高村等人物たちの子孫である。
そして、更に、ここで、麻生氏と高村氏の共通点がある。
最近、特集することが続くが、ここでも、またまた宗教である。
その名は、「神道政治連盟。」
日本が軍国主義で、とんでもない戦争に突き進んだのは
「国家神道」の責いだとして、
GHQが「国家神道」の廃止を決めた。
(覚書によれば、信教の自由の確立と軍国主義の排除、国家神道を廃止、神祇院を解体し政教分離を果たすためとある。)
だから、現行憲法では「政教分離」が謳(うた)われているのである。
ところが、今の政治家たちは、
この政教分離の憲法に違反する「宗教」と「密接した関係」になっていた。
概ね公明党と創価学会の関係は多くの人が知っており、
ここに目が集中していたが、それ以上に政治の中枢にいる「自民党」
は宗教界と切っても切り離せない関係になっていた。
この高村氏は前職が弁護士。
弁護士時代には、あの世界基督教統一神霊協会の訴訟代理人を務めていた。
1989年の政治資金収支報告書によれば、霊感商法の元締め的会社であるとされる「ハッピーワールド」から時価380万円の高級車(日産・セドリック)を提供されているという。
そして、「神道政治連盟」のサイトを見ると、
(平成26年4月11日現在)
神道政治連盟国会議員懇談会の会員として
高村正彦議員の名が記されている。
また、麻生副総理はクリスチャンとなっているが、
神道政治連盟(神社関係者などの神道の政治団体)から支援を受けている。
2009年(平成21年)12月9日には、
神道政治連盟国会議員懇談会の名誉顧問に就任しているという。
表向きはクリスチャンで、裏では「神道」の中心人物だった!
また、麻生氏は公明党と太いパイプを持っているらしい。
「麻生氏2008年総裁選出馬表明直後には、
公明党支持母体の創価学会婦人部・公明代表代行の浜四津敏子が異例のスピードで支持を表明し、麻生が総裁選で優位となる流れを作ったとある。」(以上ウィキペディアより)
日本の政治は、
GHQにより解体されたはずの「国家神道」のゾンビ、亡霊の宗教団体が、マスコミの報道しない裏社会で、国会議員を動かす力を持ち、
ひいては、官僚、裁判所の裁判までも動かすようになっている。
アメリカも今では
「特定の宗教に支えられる日本の政治はアメリカにとっても都合がよいのであろう」。
しかし、日本国民にとっては、最悪政治である。
どうすれば、この憲法違反の偏った宗教政治から脱却できるのだろうか?
以下に「神政連」webNEWSにUPしている国会議員の名と
選出都道府県を
載せてますが、写りが悪いので、直接、
「神政連」のサイトでご覧ください。
http://www.sinseiren.org/ouenshiteimasu/ouensimasu.htm
通りがけ | 2014-04-22(火) 00:06 | URL [コメント:編集]
いくら便所のゴミブログだからっていちいち荒らさないでください。
卒業生:現状のUCは北k国状態です。つまり、すべての分野において、崩壊、自然衰退状態ということです。文某おじさんは、言ってました。UCは歴史的にも、あとにも先にももっとも偉大な教会であると。それが今では、ボロボロの組織になっているのです。経済的、精神的絶望で自×している人も出てきています。組織上の問題で、×殺している人が出ているのに、何も反省せず、組織改善も、対策もしないのです。過去のUCの歴史は全く反省のない組織でした。指導部は絶対に反省、自己否定しない完全独裁の組織。そして、末端の信者に絶対的責任転嫁だけをしてきたのです。特に日本の信者にです。北k国はもちろんですが、民族そのものにそのような体質があるようです。現状が思い道理でないと必ず、何かに責任転嫁する。自分が悪くないと、何の根拠もなくただ思い込んでいるのです。しかも救いがたく、かたくなに深くです。頑迷固陋とはこのことですね。朴某も慰安婦騒動を引き起こしていますが、責任転嫁して(日本に)経済を収奪しようとしているのです。昔、k国で元慰安婦に聞きましたが、一日1000人と言ってましたね。20時間としても50人ですよ。ありえないことなのですが、なぜか、思い込み言説を信じてしまうのです。そのくらいk国もおかしいし、UCも本当に深く洗脳されているのです。UCはk国内でも、異端的極右反日です。世界的k国発反日運動にUCからも賄賂(k国では誠意)としてお金が渡されているはずです。あまりにも闇のお金が多すぎますから。そのように、文某おじさんがシステム化したのです。日本は金のなる木として、徹底的に日本に原罪観、罪悪感を刷り込んで、救いと称して莫大な免罪符を(免罪符も知らない○鹿女性もUCには、いるのですが)要求するのです。「お前たち日本の義務であり、責任だよ」と!この傲慢と欺瞞、確信犯的詐欺システムを構築したのも文某おじさんです。そのほかは何もありません。後はすべて失敗です。組織メンテナンスも、メンバーの福利厚生なども一切ありません。まるで、北k国と同じです。k国の民族性と疑ってしまうのです。二世は即卒業しましょう。UCにいても何も学ぶものはないですよ。本当に。教育、教育と文は言ってましたが、それは、従順な奴隷を作るための、あるいは将来の韓日合体の為の従順な兵士を作るための洗脳教育だったのです。ですから一般的UCメンバーは本当に無知なのです。文某おじさんの真正な正体と、ついでに、k国の本当の正体をしっかりと見極める時が来たのです。文某おじさんと長い付き合いをすることによって、本当のことがわからせてもらったということです。つまり、かの国の正体です。油断したら、やられますよ。UC日本メンバーのように!今の異常な反日攻勢も、意外なことではなく、k国が日本を追い越したという勘違いを思い込んでの攻勢なのです。つまり、k国はもともと力が優勢と思えば必ず力で攻勢を仕掛けてくるということです。文某おじさんも本音で「日本は今、心底から贖罪しておかないと必ず力をつけたk国が復讐しに来るのです。だから献金しなさい」などと言ってたものです。そして、とりあえず、k国を支配し、世界を支配しようとしていた単なる妄想家、幻想家なのが文某おじさんでした。早期卒業をしましょう。
安倍が世界日報関係者を桜を見る会に招待していた模様です。
https://scontent-b.xx.fbcdn.net/hphotos-ash3/t1.0-9/554771_10201028495578549_612123588_n.jpg
郷路先生のブログを読んで、先生の弱者を大切にする弁護士としての姿勢、また裁判に向けての準備の仕方に敬服いたしました。また、統一教会の定着経済への移行の過程と信者の搾取と関係など非常に勉強になりました。ブログに掲載されている内容は、もっともっと一般の人にも広めるべきだと思います。
ですが、ある一つの部分に関してはどうしても納得できない部分があります。そもそも統一教会を脱会した人が、自分たちが所属していたときに、どんな活動をしていたかを明らかにせず、謝罪もせず、100%被害者としてふるまっていることは世間一般の人に通用するか。本当に加害者の側面は全くなかったと言えるのか、脱会さえすれば全て統一教会の責任にできるのかという問題です。
このことは<慰籍料>の請求や認定にも現れています。すなわち統一教会で活動していた期間が長いほどその金額が大きくなる、一方それほど長い間に教会員としてどんな活動をしていたのか自己責任については問われない、自己中心的な考え方に非常に違和感を覚えます。
こういった受け止め方は、自分だけでなく
周囲の知人も同じような意見を持っています。何でもマインドコントロールのせいにできれば、思考のの主体性を否定することにもつながるねと。現にオウム元幹部の死刑回避を主張しておられる方は、計画的に他人の命を奪ったこ行為も全てマインドコントロールによるものだからとマインドコントロールを計画殺人の根拠にしているわけです。一体組織の中のどこからどこまでの人が加害者で、どこからどこまでの人が被害者であるのか、在籍中の活動にふれない損賠請求の裁判に不信感を持っています。
確かに。統一教会在籍期間中は加害者でもあったのだから慰謝料請求とかおかしいよね。
この人らは「加害行為をさせた(そして今もさせ続けている)組織の責任は不問にすべし」という考え方なのかな?
その「加害行為をさせた(そして今もさせ続けている)組織」の一員だった人が金を請求してるわけだからな。
つまり「個人の行為に全責任を帰して組織の責任は問わない」ということだね? 今後も続く加害責任も放置、と。
やっぱりUC関係者なのだろうな、この人らは。
「組織の責任」と言うけれど、組織というのは、つまりは「教祖と幹部という人間の集団」です。
反カルトの人の中には、この幹部で計画的に殺人を実行した人もマインドコントロールされているのだから被害者だと主張している人がいます。一方では、組織の幹部に、損害賠償を請求しているのにです。もちろん後者は当然のことですが、時と場合によって、つまりは自分たちの利害関係によって幹部の種類を区別するのは、ご都合主義でしかありません。これでは永遠にカルトなんか無くなりません。
この記事で扱われている訴訟判決では、教化のメカニズムを法廷で立証したことに意義があると理解します。そのメカニズムに組み込まれた人が加害者化する、だからそのメカニズムそのものに違法性がある、ということです。「自分たちの利害関係によって幹部の種類を区別する」という指摘の根拠はどこにありますか?
神戸ー姫路ー霊感商法ーhttp://www.keitainet.net/abundantia/
http://blog.livedoor.jp/aokichanyon444/archives/54469715.html
連想しちゃいますね。
石井紘基先生は、国民のお金がどこに消えているのかを明らかにすべく、“特殊法人とブラック企業の闇”にメスを入れようとした。日本の場合、GDPに占める中央政府の歳出は何と39%で国債と補助金をバラマキする腐った社会。ちなみにアメリカは18%、イギリスは27%、ドイツも12.5%。政・官・民の癒着で1000法人の団体票が自公を確保しているわけです
国家公務員と地方公務員の限界と癒着を見抜いていたのが、石井紘基先生で天下りの規制と労働法改正も視野にいれていた素晴らしい先生。
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