馴れ馴れしく声を掛けるIKJ勧誘員(都内某所) |
しかしながら現在もその手法に変化は見られず、相変わらず問題ある勧誘が横行している実態が明らかとなった。
更に新たな動きとして、是正勧告以降、街頭では勧誘員だけでなく塾生のグループも出没している。一生懸命塾の運営会社代表者の発案によって、塾生が被災地支援イベントの街宣活動を行っているのだ。
この塾生による被災地支援を謳った募金活動は都内各所で目撃されており、当の被災地支援イベントでは地方自治体の後援まで取り付けていたことが判明した。
そして、就活生を威迫・困惑させ入塾を迫る一生懸命塾の勧誘員の中に一生懸命塾の塾生出身者が数多くいることも明らかとなった。勧誘員自身も過酷な環境で働かされているとの情報もあり、一生懸命塾の問題は、ブラック会社による労働力搾取型カルトの様相を帯びてきた。
◆悪質勧誘は変わらず
昨年3月5日、東京都生活文化局は『「あなたは一生成功しない」と就活性の不安をあおり、就活支援講座の受講契約を執拗に勧誘していた』として一生懸命塾の経営母体である(株)もといに対し是正勧告を行なった。
今年2月には、TBS系夕方のニュース番組Nスタに於いて、一生懸命塾を“〇〇塾”と伏字にして、強引に入塾を強要する同塾の悪質な手法が放映された。
アンケートや就活説明会と称しながら、長時間塾施設内に就活生を拘束し威圧的に受講契約を迫る手口が晒されたのだ。
その手口は、一生懸命塾勧誘員が大手の就活セミナー会場の外で学生を捉まえ「就活リサーチのアンケートを30秒だけ」などと声を掛け個人情報を訊き出すことから始まる。そして就活レクチャーの説明会とは名ばかりのマンツーマン面談に誘導し、3ヶ月で15~20万円という高額な受講契約の即決を迫るのだ。
「今日は決められない」と保留する学生には「判断力・決断力が欠如している」「大丈夫か?」「東京や関東では就職厳しい」「何でも親に相談する人は意志力ないから企業も要らない」「主張がない、意思がないとナメてると思われる」などと人格を否定する発言を連発、更には「本当に変わろうと思うんだったら自分でお金作るし日雇いのバイトとか速攻行ってさ、お金作る筈なんだよね」と威圧、3時間に渡って拘束し即決を迫るなど、番組では一生懸命塾による正体と目的を偽った 勧誘や受講契約を強引に結ばせるやり方が暴かれた。
◆勧誘員は開き直り
本紙はIKJ勧誘員が出没す都内のスポットで勧誘状況を取材した。
学生をしつこく追い回し個人情報を収集する勧誘員、この後電話攻勢が始まる |
勧誘員を直撃すると、悪びれもせず都の是正勧告についてこう答えた。
「是正勧告の後、改善された」「そもそも元から問題あるやり方はしていない」
被勧誘者の学生が個人情報の提供を判断するに当たり、勧誘員は必要な情報を全て開示していない。にもかかわらず勧誘員は「説明して承諾を得て連絡先を聞いている」と個人情報収集の正当性を主張した。
また、アンケートについては 「社内的なもの」と言い張り、個人情報を訊き出すための手段であるとは頑なに認めなかった。
Nスタで放映された通り、手口は従前のものと何ら変わらず悪質な勧誘手法に変化は見られない。
◆前身の悪徳英会話スクールにも行政処分
更に、一生懸命塾の前身である悪徳英会話スクール“グローバルトリニティ(2009年にHER-S/ハ-ツに名称変更)”による悪質な勧誘や年80万円の学費の収奪について訊くと、グローバルトリニティを運営していたフォートレスジャパン時代から在籍しているという勧誘員はこう言い放った。
「悪徳じゃない。受講生は納得してやっていた」
2008年に消費者支援機構関西は、フォートレスジャパンに対し、不当勧誘停止の申し入れと提訴を行なった。そして、その後成立した和解条項に違反したとして2009年に再度提訴している。
2010年2月18日には消費者庁と東京都生活文化スポーツ局が「特定商取引違反の特定継続的薬務提供事業者に対する業務停止命令(6ヶ月)〈消費者庁〉」「大学生に高額な英会話レッスンやリクルート講座を販売していた事業者に業務停止命令(6ヶ月)及び条例による勧告〈東京都〉」としてフォートレスジャパンに対し 同時行政処分を行なった。
同時行政処分に先立ち、消費者庁と東京都は同社等に立ち入り調査を行なっていた。
一生懸命塾の経営母体である株式会社もといの設立が2010年2月10日、代表取締役の米盛みゆき氏の就任は同年9月30日だ。一生懸命塾の開塾が同年6月、グローバルトリニティの勧誘員が街頭から消えてから 数か月後、同じような手法で勧誘活動を始めたのが一生懸命塾の勧誘員だった。
その後、株式会社もといはフォートレスジャパンの“残党”による会社であることが街頭の勧誘員の発言から裏付けられた(株式会社もとい側は否定)。
◆“謹慎中”に新たな手段 塾生をリクルーターに?
昨年3月の都の是正勧告を受け、一時期、勧誘を自粛していたとされる一生懸命塾。その代替手段なのか是正勧告を受けるひと月前の同年2月から被災地復興イベントの街頭募金活動を塾生にやらせていたことが判明した。
ふぇすてばる絆&絆&絆HPより「いわき市後援」と銘打っている |
そのイベントの名は【ふぇすてばる絆&絆&絆】、主催は【勇気&まごころ&汗の会】なるNPO法人と学生団体【YMT】だ。YMTは「一生懸命塾生による社会貢献団体」を自称している。ちなみに「絆&絆&絆」は「バンバンバン」と読ませる。
YMTのHPより |
主催団体HPより |
この復興支援イベントの費用は東京での街頭募金で賄われているという。その募金活動の様子を取材した。
新宿駅南口で凱旋する一生懸命塾の塾生 |
街宣活動は塾生である学生からの発案ではなく、株式会社もといの代表者が塾生にやらせていたのだ。
これは内部の塾生の意気高揚のためにだけに行なわれているプロジェクトなのか。街宣で一生懸命塾への勧誘活動を行なっていないのか。 勧誘について質した記者に対し、街宣中の塾生は即座に否定した。
この街宣はイベント終了後の今年の大学受験シーズンにも主要大学の最寄駅周辺で行われており、大学職員の注意にも全く耳を貸さず大声で歌い踊るなどその異様さが際立っていたという。
次回の【ふぇすてばる絆&絆&絆】イベントは、やはりいわき市で今年9月に開催される予定だ。
◆ 後援したいわき市の聞き取りに虚偽回答
昨年12月に福島県いわき市マリンパークで開催された同イベントは、いわき市の後援を受けていたことが判明した。
後援をした経緯と今後の対応について、いわき市の担当者は話す。
「昨年度の資料を確認したところ、昨年11月にNPO法人勇気まごころ汗の会から後援の申請があり決定を出した。共催ではないので形だけ。お金は出していない。決定の後、『東京都から是正勧告を受けた』との話がうちの方でも調べた際に出てきた。上部機関が是正勧告を受けたところに市が後援をして大丈夫なのかと問題になり、勇気まごころ汗の会の代表学生に聞き取りした。その際に『母体としてYMTはあるが絆&絆&絆をやるのはNPO法人の勇気まごころ汗の会です』『このイベント に対してはYMTや一生懸命塾が関わっているものではない。あくまでこのイベントはNPO法人の主催で一生懸命塾とは別組織です』との回答が得られたため、12月15日のイベントに関しては勇気まごころ汗の会が主催ということで後援は大丈夫と判断した。今年については、是正勧告を受けて一生懸命塾の方が改善されているのかどうかは確認させてもらうかもしれない。東京都に確認して是正勧告は受けたが全然変わってないということであれば考えなければならない」
前述の通り当該イベントは一生懸命塾=(株)もといの米盛代表の発案によるものだった。主催者がいわき市へ回答した内容は虚偽ということになる。
◆労働力搾取型のカルト?
悪質な勧誘を続ける一生懸命塾の勧誘員自身も、劣悪な勤務条件の中でその労働力を搾取されているのではないかと指摘がされている。
内部事情を知る関係者によると、勧誘員は他の勧誘員とともに狭い部屋に10人以上が押し込まれて共同生活を送ることを余儀なくされており、休みは月に4日のみ、月給は12万円+歩合制だという。その労働条件に対し労基署から指導が入り、労働契約を結ぶ“社員”ではなく業務委託契約の体裁を取っているという。実際には会社に支配・従属されており、業務委託契約とは名ばかりの姑息な手段であると判る。
そして勧誘員の教化システムはカルト的だ 。ドリームプランナーと名乗る勧誘員は自らが所属する一生懸命塾が素晴らしいところだと信じて疑わない。使命感に燃えるその形相からは、宗教カルトに顕著な個人崇拝型ではなく、会社システム崇拝型の経済カルトの側面が垣間見える。本紙が入手した勧誘員を教化する資料からは一生懸命塾の採る従業員教育の中にカルト的心理操作手法の一端が読み取れる。
実際に街頭で勧誘活動を行なっている一生懸命塾のリクルータ-の中には、塾生から昇格し“業務委託個人事業主”として株式会社もといに“就職”したケースも確認されている。
街頭勧誘から就活塾に通った結果が、悪徳就活塾会社への“偽装”就職とは皮肉な話だ。就活学生に「東京で就職できない」と脅す勧誘員自身が唯一就職できたのは悪徳就活塾だったというわけだ。
就活学生を騙して塾に連れ込み契約を取り付け、最終的にはリクルーターとして酷使しているとされる一生懸命塾。塾生として金銭を収奪した後は勧誘員として労働力を搾取するというシステムからみると、カルト的手法を採るブラック会社に他ならないのではないか。
~本紙関連記事~
19 コメント:
「不法換金内乱罪パチンコ屋政治ブローカー安倍晋三へ告ぐ」
集団的自衛権行使容認を閣議決定するそうです。RKブログ
http://richardkoshimizu.at.webry.info/201406/article_51.html#comment
集団自衛権対象国アメリカはいま戦争できない状態。北朝鮮もアメリカや韓国に先制攻撃をかけるわけがない。となれば自衛隊はどこへも戦争に行けないね。
まあ拉致問題がこじれて訪朝した安倍が北朝鮮国内で暗殺されれば日本の同盟国アメリカが北朝鮮に対して宣戦布告できるかもしれずそのときは自衛隊も集団自衛権を行使して対北朝鮮戦争に参戦できるかも知れないね。
まあ似非日本人安倍晋三が北朝鮮で我が身を犠牲にしてユダ金戦争中毒偏執狂念願の極東有事を作り出す以外に集団自衛権を行使できる機会はなんぼ安倍内閣で閣議決定しようとも決して訪れまいよ、ごくろうさんw
安倍晋三も戦争策謀ユダ金によって使い捨ての虫けらとして朝鮮半島で謀殺された田布施非人伊藤博文のように訪朝中に殺されたくなけりゃ、さっさと内乱罪パチンコ屋不正献金違法収受を自白して自ら国会議員を辞めて日本の牢獄に入るほうがよっぽど長生きできるぜw
↑これを2ちゃんにばらまいたらたちまち非表示にされましたw
エイトの記事は要らないから内部に詳しい人の話が聞きたいな。
失礼ながら、今回の記事との「接点」(?)が見えないのですが、……。
労働系ならヤマギシも記事にしてちょ
>「 労働契約を結ぶ“社員”ではなく業務委託契約の体裁を取っているという。実際 には会社に支配・従属されており、業務委託契約とは名ばかりの姑息な手段であると判る。 」
最近の普通の会社でも多いパターンですね。
ポスティングの仕事をしているけど、それも雇用契約書とかは書かずに、業務委託契約(個人事業主)になっている。労働基準法では最低賃金とか決まってるけど、業務委託の場合それ以下のひどい条件で働かせたりできるみたいで賃金も完全歩合(1枚~円)で怪我をしても労災もない。
バイク便の会社とかも労災なかったし、原発の仕事も委託契約ということだった・作業員が具合悪くなって訴えられても、雇用契約ではなく、業務委託だからと言って逃げれるからのような気がする・・
被害者から加害者に変貌させられるんだな
勧誘からマイコンされる様は、まさにカルト宗教そのもの
行政が全く無力だと言うことがわかるよ。
カルトのやりたい放題だな。
おい河童エイトのおっさん
ここの入会阻止やってんの?
昭和の創価学会みたいだ
鈴木エイト氏はプライベートな情報を晒すとすぐ出てくるが、
>ここの入会阻止やってんの?
この質問には答えないらしい。
器の小さい人なのかな?
6月13日10:31に書き込みした匿名のチキンへ
某ルポライターのブログのデタラメ記述を転載するしか能のないアホのようですが、直接相手してあげるので明日の夜、高円寺パンディットに来てみたら?
それとも、またガタプルのチキン君は顔を合わすのが怖くて姑息な言い訳をするだけなのかな?
明日来ないのなら、相手にするだけ莫迦らしいので、今後この手の低能書き込みは即スパムコメントに移動させるだけですね。
6月14日1:29投稿(スパム移動済み)の匿名のチキンへ
>某ルポライターのブログの記述がデタラメという証拠を出せや。フリージャナーリストをなるのならそれくらいはやれやボケ。
「なるのなら」は「名乗るなら」のこと?脊髄反射で言語障害起こしたのかな?
デマを書かれた本人が「デタラメ」と言ってるんだからそれで充分では?本当に救いようのないアホですね。
直接相手してあげるから今夜高円寺に来れば?小心者のチキン君
6月14日10:54にカルト関係者が書いた書き込みに以下の記述あり
>タイプミスを言語障害にするところはさすが自称フリージャーナリストw
>本人が「デタラメ」と言えばすべてOKか?それなら、警察も裁判もいらねぇなww
>証拠をだせよ
この手の基地外のアホさ加減がよく出ているので晒しておきます。
これ読んでると批判のようで宣伝にも見える。詳しすぎて。
宗教なら宗教って言えばいいと思うな。 宗教感覚ないの日本人くらいだし。
就活に強い宗教団体ってかなりすごいけどね。
>就活学生に「東京で就職できない」と脅す勧誘員自身が唯一就職できたのは悪徳就活塾だったというわけだ。
これはどうなのかな。他に内定とれないような人が、ここでいう「劣悪な環境」でちゃんと働けるわけないって発想はいかが?
IKJ最高です!!
本当に学ぶべきこと学べることが多い。
今日もたくさん学んだ!
活かすぞ!!
IKJありがとう!!
一生懸命塾では就活の軸だけでなく、人生の羅針盤を見つけることができました!夢も!一生ものの同志も!社会人になっても帰れる場所も!尊敬する人も!本当に素敵な環境です!心から感謝しています!
まだ勧誘やってるよね。
カルトっぽくて怖い集団ってイメージ。
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