霞ヶ関駅事務所内に設けられた献花台 |
オウム真理教による地下鉄サリン事件から21年となった3月20日、東京メトロでは死亡者が出た6駅に始発から終電の時刻まで献花台が設けられた。慰霊式が行われた霞ヶ関駅の献花台には東京メトロの霞ヶ関管区長、石井国交省大臣、被害者遺族の高橋シズヱさん、安倍総理大臣などが献花に訪れ記者団からの質問に応じた。
また、オウムの後継団体と指摘されているアレフとひかりの輪の両団体の広報部長が早朝、霞ヶ関駅に献花に訪れていたことが判った。
◆アレフとひかりの輪が1番目と3番目に献花
本紙が東京メトロの広報員に確認したところ、オウムの後継団体であるアレフの荒木広報部長が早朝に献花に訪れていたという。また同広報員による、と同じくオウムの後継団体と目されているひかりの輪の関係者は霞ヶ関駅の献花台には来ていないとのことだった。
しかしながら、ひかりの輪の副代表で広報部長の広末氏に問い合わせたところ、広末氏も早朝に霞ヶ関駅へ献花に行っていたことが判った。
広末氏は献花を終えてから福井に向かい、ひかりの輪の聖地めぐりに合流したそうだ。
◆事件発生同時刻の霞ヶ関駅
事件発生時刻と同じ午前8時の霞ヶ関の献花台周辺、メディア関係者はまばらだ。
手前の広まったスペースに掲げられた鎮魂プレート
毎年、プレートをバックに献花を終えた要人のインタビューが行なわれる駅構内で行なわれた慰霊式の取材を終えた取材陣は、献花台が設けられた駅事務室前に移動。
しばらくして、東京メトロ霞ヶ関管区の太田光昭管区長が献花に訪れた。
報道陣のインタビューを受ける太田管区長
【東京メトロ霞ヶ関管区太田光光昭管区長コメント 2016年3月20日】◆政府要人や被害者遺族、メトロ職員も献花
地下鉄サリン事件から21年を迎えて
「地下鉄サリン事件から21年が経過いたしましたが、お亡くなりになられた方々に深い哀悼の意をあらわすとともに、今、なお療養中であります被害者の方々の一日も早いご回復をお祈りいたします。
東京メトロといたしましては、今後とも、お客様の安全をまもるため引き続き警戒に当たるとともに、お客様に安心してご利用いただけるよう、社員一丸となって、一層の努力をしてまいります」
石井啓一国土交通省大臣も献花に訪れ、記者団に対しテロ対策について語った。
本紙取材班は10時前に霞ヶ関駅を後にしたが、その後10時頃に高橋シズヱさんが献花、昼前には安倍晋三総理も献花に訪れた。
◆ひかりの輪の聖地めぐり取材
広末副代表が献花を終え向かった福井でのひかりの輪の聖地めぐりについては本紙・藤倉総裁が密着取材を敢行した。
3月21日には、本紙・藤倉総裁は何故かひかりの輪の広末副代表と行動を共にしていたという。その経緯や顛末については、追って本紙で報じる。
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3 コメント:
あれから21年ですか・・・
福永法源教祖は社会復帰して、映画まで作って、
楽しそうですが、
オウムの事件は風化していく感じですね。
あの頃は、本当に色々ありました。
被害者の方々のご冥福を祈ります。
上段の記事にある地下鉄サリン事件が起きた日ですが、3月20日ではないのですか?
ありがとうございます。訂正しました。
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