2017年12月15日金曜日

統一教会関連NPO、田代島住民説明会で島民から“完全拒絶”

住民説明会の模様
猫大福24 (@田代島)‏氏のTwitterより
統一教会・家庭連合の関連会社『海洋平和』が主導するNPO『特定非営利活動法人 石巻・田代島しまおこし隊(以下、しまおこし隊)』の進出を巡る騒動が続く田代島で14日、宮城県と住民からの要請による住民説明会が開かれ、『しまおこし隊』が島民から“完全拒絶”されていたことが判った。

◆宮城県が『しまおこし隊』に嫌疑
宮城県のHPには、監督官庁である宮城県環境生活部が今年7月『しまおこし隊』に対し行なった「監督段階において報告徴収・立入検査、改善命令の対象となるおそれがある特定非営利活動法人に対する市民への説明要請の実施内容」と『しまおこし隊』からの回答が掲載されている。

宮城県の要請文書


しまおこし隊からの回答


しまおこし隊の回答にある説明図

県と住民は『しまおこし隊』に対し、住民説明会を開くよう要請していた。その期日が12月14日だった。

◆反対島民がSNSで発信

14日午後開かれた住民説明会について『しまおこし隊』の進出に反対する住民がTwitterで報告している。
【猫大福24 (@田代島)‏ Twitter 2017年11月14日】

本日の住民からの要請による「NPO石巻・田代島しまおこし隊」の住民全体説明会、結論としては「田代島を名乗る行為は一切認めない」「同じく訪問募金などの集金活動を一切認めない」「田代島では、しまおこし隊の活動は一切不要!」との結論になり住民側拍手で閉会。
補足として、「石巻・田代島しまおこし隊」の名前を変えたとしても「活動を一切認めない」もあります。
『しまおこし隊』の広報担当者は今年3月、筆者の取材に対し「反対しているのは一部の島民だけ」と話していたが、実際には殆どの島民が『しまおこし隊』の進出には反対していたようだ。
田代島は、古民家カフェなどWAQUA建設予定地を海洋平和の佐藤健雄CEOに売却した『にゃんこ共和国』理事ら一部の島民が住む大泊地区と、大多数の島民が住む仁斗田地区に分かれている。当初、疑惑のNPOの進出に困惑していた仁斗田地区の住民だが、筆者が週刊朝日に掲載した記事『「旧統一教会」関連団体の上陸と「ヒゲの隊長」佐藤正久参院議員 』を読み、反対の意を示すようになったという。

◆「端的に要点を言え!」参加者から追及される『しまおこし隊』

説明会での『しまおこし隊』の発言についての情報が入ってきた。
『しまおこし隊』側は説明会開始直後「我々は統一教会ではない」と否定、北畑理事や原田広報が要点を得ない発言を長々と行ない、参加していた島民から窘められていたという。さらに訪問募金活動や活動計画について追及され、古民家カフェについての「大泊地区の島民の希望で始めた」との発言が嘘だとバレしどろもどろになる場面も。

◆『にゃんこ共和国』関係者撃沈

説明会には 『しまおこし隊』を島で案内するなど協力関係にあるとみられる『にゃんこ共和国』の理事や取り巻きの島民も出席していたが、参加者によるとうつむき加減で一切発言がなかったという。佐藤CEOに土地を売却した『にゃんこ共和国』理事も終始しかめっ面で、別の同理事は説明会終了前に捨て台詞を吐いて退室したそうだ。

◆また別の政治家の影

今年6月に開かれた海洋平和の株主総会には、石井笛子参議院議員(維新の党)が来賓として講演している。
海洋平和の株主総会で講演する石井笛子議員
にょろ氏のTwitterより


海洋平和HPに掲載された株主総会の案内


昨年の同社の株主総会で講演した海洋平和CEOの甥である佐藤正久参議院議員(自民党・外務副大臣) とともに、政治家のモラルも問われるところだ。



~関連報道~

「旧統一教会」関連団体の上陸と「ヒゲの隊長」佐藤正久参院議員 (AERA.dot)

~本紙関連記事~

鈴木エイト(ジャーナリスト・本紙主筆)インタビュー 週刊朝日『人口54人の猫島が大激震 旧統一教会関連団体の上陸と「ヒゲの隊長」佐藤正久参院議員』の「取材の裏側、全部言っちゃうね」 

4 コメント:

匿名 さんのコメント...

現地の方々が明確な意思を示したことは大変重要です。これは最大限に尊重されねばなりません。

一方、現時点の島の状況と何しろカルトが相手だということから、今後も(株)海洋平和、「石巻・田代島しまおこし隊」を中心に統一教会の動きを監視する必要があります。

島には統一教会の信者が入植しています。島の土地も買われてしまっている。その土地を売った濱温氏が理事の「田代島にゃんこ共和国」も健在です。
また統一教会は教祖(故人)の意向から海洋事業を始めたそうですね。その具体的な活動の一つが(株)海洋平和であって、田代島はその活動の中で狙われた。果たしてこのまま断念するのか。

カルトの挙動は読めない所があって、なーんにも反応を示さずにこのまま田代島に居座る可能性もある。今は「石巻・田代島しまおこし隊」という名ですが、この団体の名や性格を変える、人を入れ替える、別の名義でアプローチする。田代島は猫島として有名ですから猫やメディアを利用する。石巻の海産資源や漁業を利用する。政治家を利用する。その他従来と異なるアプローチもしてくるかも知れません。

全国の皆様にも注意して頂きたいですね。特に自然災害があった時です。田代島は震災から1年後の2012年には既に元の生活に戻っていました。ところが「石巻・田代島しまおこし隊」は震災からの復興をお題目に金集めをしている。

さて、本日からもうしばらくすると広報の原田氏によるつまんない言い訳が出てくるでしょうね。まずはそれを楽しみにしましょう。

匿名 さんのコメント...

やはりカルト、災害救援を理由に悪事を働いてますね、某科学の闇組織、災害ボランティア何とかも災害ボランティアを建前に薬物売買やら色々な利権をNPO法人の名のもとにやってました。証拠は某科学の隣のビルにあります。さっさと全員検挙されて吊るされれば良いと思ってますが、カルトをほっとくと国益になりません。宗教が悪とは申しませんが、カルトははっきり言いましょう悪です。非合法組織等となんら変わりません。やつらは下部組織を作りそれを隠れ蓑に悪事を働きます。例えば某NPOは下部組織ですが、なんとか工業として薬品をあっかったりしています。とーぜん♪その組織の薬品は別な物を作るのに使われているわけです。合法的に材料を手にいれ非合法な薬物を作だす。そんな事をしているわけです。それに無垢な市民が巻き込まれる
カルトは根絶されなければなりません。

匿名 さんのコメント...

朝鮮起源の韓国でも異端とされている朝鮮混淫派カルト統一教会(現世界平和統一家庭連合)は反日詐欺謀略カルト団体で悪党の中の悪党で日本から一掃しなければならない朝鮮カルトです。カリスマ教祖文鮮明氏死後5年が過ぎましたが、人類を救う神の血統の真の愛の家庭と言われていたメシア家庭(文鮮明家庭)は文鮮明の妻の韓鶴子氏とその長男グループと7男グループに分裂して訴訟状態にあったり恨み関係のトライアングル状態です。
自称メシア文鮮明氏の預言は皆外れ、日本人信者は内外共にボロボロ状態です。もしかしたら、これが恨み深い反日文鮮明教祖が目指した理想世界だったのかもしれません!

佐藤健雄CEOは80年代関西地区の国際勝共連合の責任者でした。86年の衆参同時選挙に備えて日本全国で国際勝共連合支配下の信者がベトナム難民救済等を謳って一律1000円カンパをして訪問募金活動をしていました。

佐藤正久参議院議員(自民党・外務副大臣) の叔父が佐藤健雄CEOなのは確かです。しかし、未だに佐藤健雄CEOが統一教会の信者でカルトから脱会しておらず、佐藤正久参議院議員(自民党・外務副大臣)がその叔父に繋がっているなら、私は佐藤正久参議院議員を今まで応援していたのですが、絶対潰さなければならない人物になります。

統一教会はしたたかで狡猾な朝鮮カルトらしい二枚舌の詐欺偽善謀略団体です。日本人信者達が献金強要等で疲弊しています。それで朝鮮カルト統一教会幹部達は大きな収益を見込める糸口としてその地に狙いをつけたと思います。しかし、馬鹿だね!島民から募金?昔のやり方だね!相変わらずだ!島民の方!要注意です!追い出すべきです!

自衛隊出身の宮城県知事と自衛隊出身の佐藤正久参議院議員が変に繋がってなければ良いが!

佐藤正久参議院議員に叔父との現在の関係を国会で証言させるべき❗️

匿名 さんのコメント...

東京都の小池百合子グループらが「中華学校」「朝鮮学校」「韓国学校」などに通う生徒の保護者(外国人)に、毎年多額の補助金を支給していることが暴露された。年間で一人あたり7万2000円から最大13万2000円を支給していることが明らかになりました。
これらの学校は、「外国人学校」「外国人献金団体」と呼ばれ、設立された政治背景などそれぞれ異なります。