2010年5月21日金曜日

民主党有志議員が宗教法人税制を議論

 民主党の「宗教と民主主義研究会」が、また会合を開き、宗教法人税制について議論したようです。この研究会、どうも主に創価学会・公明党を意識しているかのように見えます。それはもちろん歓迎ですが、あまり視野の狭い研究会にならないことを望みます。


【時事ドットコム 2010年05月19日】宗教法人課税めぐり論議=公明党けん制-民主有志議員

 民主党の有志議員による「宗教と民主主義研究会」(会長・池田元久衆院議員)は19日午後、国会内で会合を開き、優遇されている宗教法人への税制のあり方をめぐり意見交換した。公明党の支持母体である創価学会を念頭に置いたもので、同党をけん制する狙いもある。
 池田氏はあいさつの中で「政治と宗教は明確に分離しなければならない。現状は大変問題が多い」と強調した。同研究会は今後も矢野絢也元公明党委員長らを呼ぶなどして、議論を重ねる方針。

 この民主党「宗教と民主主義研究会」については、本紙民主党が創価学会・公明党問題にメス?でいちど報じています。記者会見で「公明党、創価学会の問題が事実上中心になる」と明言している、けっこう露骨な研究会です。

 もちろん、創価学会・公明党問題を議論するのはとても頼もしいのですが、対創価学会に特化せず、宗教団体全般についてどうすべきなのかをきちんと議論をしてほしいと思います。

 また、政教分離問題に関して、前回の記事では、宗教政党としての国政参加というなら幸福の科学や浄土真宗本願寺派もありますよ、という話を書きました。そのとき書かなかったのですが、政教分離とか税制とかの問題以前に、カルト宗教が政党に食い込もうとしているという問題もあります。この点は、当の民主党も無関係ではありません。

【しんぶん赤旗 2010年01月05日】統一協会、民主に接近 集団結婚参加者が選挙応援

 霊感商法などの反社会的活動をしている統一協会(世界基督教統一神霊協会)の政界浸透が目立っています。従来の自民党とのパイプに加え、民主党の国・地方議員への接近が最近の特徴です。

 昨年8月の総選挙で大阪2区から初当選した萩原仁議員(民主党)陣営の選挙違反で、大阪府豊中市と奈良市の男が逮捕されました。公示前に、電話による投票依頼をした運動員らに現金を渡して公選法違反に問われたもの。豊中市の男は大阪地裁で懲役1年6月(執行猶予5年)、奈良市の男は略式起訴で罰金刑になりました。

■逮捕の男
 2人はともに統一協会関係者。豊中市の男は統一協会内部で6000双と呼ばれる1982年10月の集団結婚(合同結婚)に、奈良市の男は88年10月の集団結婚(6516双)に参加しています。

 萩原氏の事務所は「知らなかった」とし、運動員にした経過は明らかにしていません。

 同党の室井邦彦参院議員(比例区)は07年選挙のビラに日本統一協会最高実力者(韓国人)とのツーショットを掲載するほどの関係。統一協会の会合で「(文鮮明教祖の)日本入国のため努力する」と発言し、妻の室井秀子衆院議員(近畿比例)も統一協会の集会の熱心な参加者と伝えられています。

 文鮮明をたたえる集会であいさつしたとされる南関東の衆院議員(小選挙区)もいます。同議員直系の地元市議は霊感商法の店舗の代表取締役経験者。

 統一協会の政界浸透は選挙応援や秘書の提供などによって行われてきました。その時は勝共連合や平和連合の名前を使うこともあります。最近脱会した女性は自民党や民主党だけでなく、他の党候補の運動員もつとめ、駅頭の「おじぎ作戦」をしたと証言しています。

■便宜図る
 議員や候補者が当選後に課せられるのは、韓国での修練会に参加することや協会への便宜を図ること。

 外国での犯罪歴で日本入国が禁止されている文鮮明が92年に「特例入国」できたのは金丸信自民党副総裁(当時)が法務省に口利きをしたから。この時はほかに6人の自民党議員が協力しています。

 昨年、霊感商法で初の懲役判決があった「新世」事件では当初、統一協会本部への捜索も伝えられていました。これを阻止するために複数の自民党議員が司法当局に働きかけたという情報も、全国霊感商法対策弁護士連絡会の集会で報告されています。

 日本統一協会は昨年7月、政界とのパイプ役だった梶栗玄太郎元国際勝共連合理事長を会長にすえました。霊感商法の刑事摘発がすすみ、宗教法人の認証取り消し問題が浮上する状況下での人事として注目されています。

 統一協会(世界基督教統一神霊協会) 教祖は文鮮明。1954年に韓国、日本では59年に設立され、64年に宗教法人認証。洗脳や集団(合同)結婚式で知られるカルト教団です。国際勝共連合やボランティアを装った「野の花会」など偽装組織は全国に300ほどあるといわれます。霊感商法で有罪判決があった「新世」事件では、被告と統一協会との関係が認定されました。最近は信者の地方議会進出が目立ち、選挙支援などを通して国会議員(主に自民、民主)と密接な関係をつくる動きもあります。

 旧政権与党の創価をいじるのもいいですが、“灯台もと暗し”にならないように願いたいところです。

6 コメント:

匿名 さんのコメント...

宗教法人から税ですか?

信者(氏子、檀家、信徒など)からの献金・寄付金のみで運営されている宗教法人もありますよね。出版などの事業でも教義やお勤めなどの普及がいの一番で金儲けは二の次にしているのが意外と多いですよ。格付けも考えてみますか?

まあ、視野を広くして議論して下さい。

匿名 さんのコメント...

宗教弾圧ですか?中国みたいですね。天皇制にまで問題は広がるんじゃ・・。此処は創価運営?

匿名 さんのコメント...

そうか運営って何ですか?言いがかりっぽいので決め付けはやめましょう。話しをゼロに戻して平等に考えたとき、ひとつ思い出した事があります。それこそ若い頃に、宗教って何だろうといろいろな宗派や教義、ルーツを調べたことがあります。色んなお寺の住職さんにも直接お聞きしました。殆ど念仏宗のたぐいの住職さんは逃げるように電話を切ったり取り合ってくれませんでした。なぜかなって不思議ですよね。今はどうか分かりませんよ。それなりに勉強しているでしょうから。で、話しは戻ります。ある日、浄土真宗の住職さんが、死ぬ前に真実を話したいと言って、愚痴り始めました。多分、良心がずっと痛んでいたのでしょう。とても正直な住職さんだと思いました。お寺を継ぐ為に仏教大学に通っていたそうです。その時に学んだ真実は、本当は法華経が最高の教えで、法華経でしか人は救われないと言っていました。今更それを公表できないと。なぜなら、葬儀や供養塔婆、お布施、葬儀時の戒名でしかお金をいただけないからと。いつかは都合のいい解釈や都合のいい言葉で人が騙されない日が来ると言っていました。住職さんも子供がいて生活がありますからね。そう考えると商売なのかなって気がします。インターネットで様々な情報を流しやすい時代になりましたが、これまた何が真実であるか見極める目も大事ですし、情報を発信する目的が何の為か、どこに向かわしめるのかこちらが見極める目を養わなくてはいけないですよね。ただの悪意や感情のトラブルに引きずられるのは怖いことです。その意味から、政治が信教の自由を侵すとすれば、戦争でも始めようというのか、理解に苦しみます。今の記事を読んだ限り、全ての宗教が対象になるということですよね。自民党は霊友会、社民党は真実経、民主党は統一教会、公明党は創価学会、共産党はキリスト教(アメリカの例ですが、共和党は確かキリスト教から出てますよね)幸福実現党は霊感商法で捕まった足裏の大川から、女性党も宗教からの代表です。民主党は前から思っていたんですが、何か、こじつけ?の様な恨み節?の様な偏った考えをお持ちの方が多い様に思います。選挙やなんかでも、《自民党がこうしたからだ、自民党が日本の経済を悪くした》等。常に復讐心の様な変なものが背景に見えてしまいます。あの後ろではどんなドンが操っているのでしょうか。

匿名 さんのコメント...

宗教団体が政治活動をすることは問題ではありません。多様な価値観を守り、ファッショや衆愚政治をさけるために、政治活動をする宗教団体への税制優遇措置を見直すべきだということです。「政治が信教の自由を侵すとすれば、戦争でも始めようというのか、理解に苦しみます。」という主張は、明らかに憲法の視点からはずれています。国民の税金を特定の宗教団体のために使うのは明らかに絶対的価値観(例えば、「法華経だけが正しい」)を押し付けることにつながります。ちなみに、ゴーダマシッダールタの諸法無我というのは、「悟りのための全ての真理すら、偏見や主観によるもので、一様ではない。」ということです。ここにこの世の自己矛盾が存在すると問題提起をしたのです。毒矢のたとえや象の話をよく読んでください。

話をもどすと、宗教法人への課税は二重課税の問題があります。寄付金は、所得税を徴収した後の可処分所得から出されます。そこから更に徴収することは二重課税になりますので、宗教法人へ課税する場合は、個人の宗教法人への寄付金は課税対象からはずすことが考えられます。

あえて申しますと、上の方の主張は、問題をすりかえている上、憲法軽視の考えが伺えます。創価学会にとっては非常にマイナスですね。おそらく学会員ではないとおもいますが…。学会員なら財務が足りませんね。

匿名 さんのコメント...

確かにすり替えと捕らえられても仕方ありませんね(汗)言葉の表現は的確では無かったですねw
私が言いたかったのは、かつて、戦争時代に反戦を唱える者が牢獄に入れられたという事実です。それから、反戦運動をしないように国民全体に紙札を持たせ、思考を統一した事実があるということです。かつての戦乱の世の時代もそうでした。宗教は確実に政治の後ろにいて、国民を思惑通りに誘導しようとある特定の宗教をさせてきたのは事実ですよね。
国民の自由と自立、それを唱える宗教はいつも宗教弾圧されてきたのは事実です。そこから考えると、弾圧もされない無難な宗教は、実は政府の思惑のままに動いてくれる、巻かれてくれる大した効力や自発性を高めるものではないとさえ思ってしまいます。7月20日の匿名さん、法華経だけが正しいと言うのは、住職さんが言っていた事ですし、別に押し付けてはいませんので誤解しないでください。何の宗教をしているにせよ、素晴らしい方、尊敬できる方は沢山いますよね。
有名な方、無名の庶民、素晴らしい生き方をしている方は、素晴らしい相にも現われます。素晴らしい人生をおくられる方には共通の素晴らしい魂がありますよね。
どの方も皆、人思いなんですよね。それはある意味信仰心に似ているような気がするのです。文章力ないからうまく言えないけど、人は石垣人は城って言うように、全ては人によって決まる、人生もどう生きるか自分が決めている、そう思います。
釈迦の喩えは大好きで納得できますし、キリストの優しさ慈悲深さも素晴らしいと思います。どちらにも共通するのは、迫害にも勇敢に挑んだということで、何のためか、それはただ一途に人を救いたいという純粋な思いから発する力強さだったのではないかと。その亡き後、その意志を継ぐ者が、邪念や自我で捻じ曲げないか、そこに継ぐ人という人という事が大事になる気がします。人は石垣、人は城、人も人や命を大切にしなければ城は内部から破壊される。日本という城を護るためには、宗教は軽視できない、なので、7月20日さんのおっしゃりたいお気持ちも充分に分かるのですが、私は、これは私の意見ですが、宗教に税を加算るると言うのは、そこまでして設けたい?という不信感が拭えないんです。酔った像の話しや毒矢の話しも知りつつあえて思います。宗教を商売にしてはいけない、政治も信教の自由を侵してはいけない、私は生きたい、だからここにいる、そんな心の自由を侵しては欲しくないですね。まあ侵されませんが(笑)

匿名 さんのコメント...

漢字、間違ってました(汗)
後半部分ですが、宗教に税を加算するというのは、そこまでして儲けたい?に訂正してください。
あと、7月20日匿名さんの後文に、財務が足りないとか書いてありましたが、寄付やお布施、財務といったものは、強制されてするものでもないし、高額出したから何とかなるとか幸せになるというのは無いと思いますよ。寄付は真心でするもの。
宗教の為に高額を寄付しないといけないというのは、宗教の奴隷であって、自発的な自立した方のすることではないと思います。沢山あって、沢山寄付したい人は、このお金を少しでも役に立てねと寄付すればいいことだし、少ししかないけど、役に立ててと寄付すれば、その真心だってやがては自分を助けてくれるお金になって返ってくると思っています。
義務でするものじゃないし、奴隷になる必要も無い、そう思います(笑)