統一協会（統一教会）信者？が松戸市議選に立候補していた！

統一協会（統一教会）北東京教区足立教会に所属する女性信者が松戸市の市議会議員選挙に立候補していることが判った。

その女性信者はおおつた恵美氏38歳（無所属・新人）。
11月14日に告示された選挙戦（21日投票）には揃いのピンク色のウィンドブレーカーを着た運動員がおおつた氏を支えている。
14日に松戸駅の西口公園で行われた出陣式には、街頭に於いて違法な勧誘に従事している足立教会青年部の信者も運動員として参加していた。

【おおつた恵美の親衛隊長　けいたのブログ　（僕好みのお姉さまが選挙に立候補している。早速追っかけ開始だ！）2010年11月14日】おおつた恵美お姉さまの出陣式、おおつた恵美お姉さまの出陣式・魚拓
恵美お姉様の出陣式とやらに行ってきた。
１３時になると、恵美お姉様を応援する選挙カーの声が、どこからともなく聞こえてくる。
選挙カーが登場すると、恵美お姉様が…
なんと
ランニングして登場！
公園内のボルテージは一気に高まる！！
松戸市長まで登場して、演説。
最後はお姉様の演説と
必勝ダルマに目をつけた
僕も最初は遠くから眺めていたが、いたたまれなくなり、公園内でお姉様を激写о(ж＞▽＜)ｙ ☆
最後も握手をしながら、走りて去っていく恵美お姉様…
名残惜しい(ﾉ_･｡)
投票日まで、どうやら走って選挙カーと共に握手をしながらまわるらしい(＞＜;)
体が心配だ
しかし、いつみても、恵美お姉様…
笑顔がステキだ！！！

また先月21日に行われた［10.21決起400人集会　おおつた恵美を応援する会　決起大会］には現役の松戸市長本郷谷氏や元マラソン選手の千葉真子氏も駆け付け応援スピーチをしている。
ここにも足立教会青年部の信者が動員されていた。











足立教会に所属していた元信者におおつた氏のHPの写真を確認してもらったところ、統一教会の信者である大蔦恵美さん本人に間違いないとの確証を得た。更に、おおつた氏は数年前に統一教会の祝福（合同結婚式）も受けているとの証言も得た。
おおつた氏は数年前に勧誘され足立教会の通教組織である【びぎん】に所属、但し前線での違法な勧誘や霊感商法には関わっていなかったらしい。
おおつた氏は決起大会のスピーチで「知人の紹介で縁あって5年前から住み始めた松戸市」と語っていることから、その時期に統一教会に伝道されたと推測される。
また「友達からの誘いでボランティア活動に参加することになり、老人会の慰問や街の清掃、子供のお世話など・・・」と述べていることから、草の根ムーブメントやGPA、YFWP（世界平和青年連合）などの偽装ボランティアにも参加していたと思われる。

足立教会の関係者数人に話を訊いた。

「ああ、大蔦さん。立候補したんだ。うちの教会は『力のある人はどんどん政界に出ましょう！』と勧めているんじゃないかな。公明党のようになればいいんだけど」

「支部で応援してるのかな。足立青年部のクレッシェンド以下ということです。足立教会自体がバックアップしているかは判りませんね」

（選挙応援をしている足立教会の青年部信者について）
「運動員は『個人的』という名目でやっているんじゃないですか。私はそのことにタッチしていないから判らない」

【おおつた恵美を応援する会】＝【おおつた恵美選挙事務所】に電話し、おおつた恵美氏本人へのインタビューを申し込んだ。
夕刻に掛けたが本人は不在、広報担当者は「統一教会？そんな話は初耳です」と答えた上で、夜であればおおつた氏が戻ってくるとのことだったので再度時間を置いて電話した。
選対会議中で本人は電話に出れないと言われ、選挙対策本部本部長の元松戸市議会議員鈴木雄三氏が応対してくれた。
おおつた氏と統一教会との関係については、「本人に訊いてみたが、全く知らない、無関係と言っている」「そんな訳の分からないことを言っている人がいるんだね」とのことだった。
裏付けは取れている、出陣式にも現役の統一教会信者が運動員として壇上に上がっていると告げたが、「どちらを信用するかだね。運動員には私の運動員もいるし彼女の友達も参加している」との返答。
おおつた氏本人と話したいと言ったが「本人は毎日走ってマラソンやっている、休ませないと。もう此処にはいないよ」と言って取り次いでもらえなかった。

この夜の選対会議には本郷谷松戸市長も参加しており、万全のバックアップ体制が敷かれている。
68人の立候補者中44人が当選する今回の市議選、前回の選挙は1700票が当確ラインだった。
投票日は今度の日曜日11月21日だ。統一教会の組織的な選挙応援があれば当選することもさほど難しくないであろう。


本人の信教の自由はさて措き、様々な問題を引き起こしている反社会的な団体との関係を隠匿したまま、選挙戦を続けることは有権者である松戸市民を欺くことに他ならない。
現在も統一教会の現役信者であるのか？以前所属していたが今は離れているのか？おおつた氏は『無関係』などとと言い逃れせず統一教会との関係を明らかにする義務がある。

以前から統一教会は政界進出の戦略として、国会議員や地方の首長のみならず県議会・市議会・区議会議員に対し信者を無償の秘書や運動員として派遣し、信用をさせた上でいずれはその信者自身が後援を受けて立候補し議員になるという構図を描いてきた。
先に挙げた統一教会北東京教区の偽装ボランティア団体【草の根ムーブメント】も、清掃活動と称しながらある区議会議員が所有する駐車場の草刈りをするなど、地元の議員に取り入る活動をしている。
数千票の得票数で当選が可能な地方の市議や区議に狙いを定めて、多くの信者議員を輩出していこうという戦略が見て取れる。
今回のおおつた氏が立候補するまでに辿ってきた道程を見てみると、統一教会がある意図を持っておおつた氏を鈴木雄三市議に近付かせていったと推測される。
先に挙げた決起集会でのおおつた氏の発言「知人の紹介で縁あって5年前から住み始めた松戸市」のあと「で鈴木先生と出会い、また本日おいでくださった各議員関係の先生や檄文をくださった先生からのお話を聞く機会を通じて・・・」と続く。これが何を意味するかはここまでの本記事を読んだ賢明な読者には自明のことであろう。

全国各地で既に多くの統一教会信者議員が誕生している。運動員や秘書が統一教会信者であると知りながらそれを敢えて利用する政治家もいれば、何も知らず統一教会の政界進出に利用されているケースもある。
政界のカルト汚染は今後も拡がっていくと思われる。