統一協会文春抗議デモは今月7日で終了か、8日からは牧会者への“献金”修練会が開催。首都圏で在庫ビラ撒きも

大量在庫（？）の抗議ビラ

11月に入っても続けられていた統一協会（統一教会）による文春抗議デモが、週明けにも終了するとの情報があった。

その背景には、進まない献金摂理に業を煮やす松濤本部の苛立ちが垣間見える。

デモ終了の翌日から始まる特別修練会や大量に印刷された抗議ビラの処分方法についても記載する。



◆抗議デモ終息

2か月余り続いた統一協会の文春抗議デモが週明け7日を最後に終わるようだ。

本紙では10月31日既報記事統一協会の文春抗議デモは献金摂理の“罰ゲーム”？ に於いて、抗議デモの背後にある“牧会者への懲罰的要素”を指摘した。

献金実績の悪い地区の牧会者・指導者・婦人部長などが10月以降、懲罰的に抗議デモへ動員され演説・シュプレヒコールをしていた内情を暴いた格好だ。

◆牧会者への特別修練会

一祝福家庭につき120万円、総額で300億円の献金を集めることを画策した日本統一教会の“圓母平愛 40日摂理”の期限が11月30日に再度延長された模様だ。

統一協会はデモ終了の翌日の8日から14日までの期間に神奈川県 川崎市宮前区にある宮崎台国際研修センター で、献金実績が悪い地区の牧会者・教会指導者など責任者クラスを対象に特別修練会“日本統一教牧会者指導者特別修練会”を開き、献金摂理を押し進める算段だ。
ちなみに参加者はこの特別修練会に感謝献金6万円を持参することになっているようだ。

◆来週末、首都圏で抗議ビラ配布

また首都圏の地区教会に抗議ビラを配布するよう指示も出ている。 配布期間は11月11日から13日の3日間だ。 抗議ビラの送料は着払いだったらしく、松濤本部の体質が判る。
抗議ビラには配布ノルマがあり、来週末には首都圏各地で抗議ビラを配布する信者の姿が目撃されそうだ。

（2011.11.11追記）

統一協会は広報局局長や同渉外部長、井口氏らが文春側と2度文藝春秋本社内で面談し抗議していた。当然ながら文春側は一切落ち度を認めなかった。7日に本社前でのデモを終了させた統一協会は文春側とのやりとりをまとめた抗議ビラ第4弾を新たに作成。今週末、全国で配布する模様だ。