都内3区の成人式で“宗教ゴミゼロ”を達成＝本紙が大勝利

例年の成人式で問題化していた宗教ゴミ

成人の日の今日、都内3区で開催された成人式の会場周辺で、“宗教ゴミゼロ”が達成されました。例年、成人式では、会場周辺で幸福の科学が配布する大川隆法総裁の著書が新成人によって路上に捨てられる“宗教ゴミ”が問題化していました。これに対して2014年以降、やや日刊カルト新聞社が新成人から書籍を回収する「環境美化活動」に取り組んでおり、今年は足立、葛飾、江戸川3区で幸福の科学が書籍配布を断念しました。これ受け同社は「活動4年目にして宗教ゴミの発生源自体を抑制することに成功した。大勝利！」などとする声明を発表しました。

強盗事件発生の報を受け幸福の科学支部に駆けつけた警察官

成人式では、会場周辺で幸福の科学が配布する書籍が新成人によって路上などに捨てられる“宗教ゴミ”が長年、問題視されてきました。これに対して「大川総裁の著書がゴミとして捨てられるなどということが許されていいはずがない」として、やや日刊カルト新聞社は2014年から、路上に捨てられた書籍や新成人が「いらない」という書籍を回収する「環境美化活動」を開始。初年は、ただ回収するだけでしたが、2年目には回収したゴミを幸福の科学の支部に返却するという活動も実施。3年目の昨年は、回収活動中に同社・藤倉総裁が、書籍配布活動中の複数の幸福の科学信者に襲われ暴行や強盗の被害にあうなどしました。

昨年の暴力事件を受けて同社は、今年は一般人に向けた「環境美化活動」の呼びかけは自粛。一方で同社自身は「暴力には屈しない」として、今年も事前にTwitter上で「環境美化活動」を予告していました。

今年のゴミの中に大川総裁の著作はゼロ

その上で1月9日、実際に足立、葛飾、江戸川3区の成人式会場を回りましたが、今年はいずれの会場でも幸福の科学は書籍配布活動をしませんでした。その結果、各会場周辺の路上にあるのは新成人たちが捨てた酒の缶や瓶、ジュースのペットボトルにタバコの吸殻といった一般的なごみだけで、“宗教ゴミ”はゼロに。大川総裁の著書がゴミと化す問題が完全に解消されました。

これを受けて同社は、以下の声明を発表しました。

ゴミを掃除する成人式スタッフ。今年は大川総裁の著書を捨てるという罪を犯さずに済んだ。

「宗教ゴミゼロの達成ばかりか、活動4年目にして宗教ゴミの発生源自体を抑制することに成功した。大勝利！　小さな活動でも、続けていれば目に見える成果につながる。大川総裁の書籍がゴミにされることを防ぐ信仰の光を、全世界に広めていきたい」

幸福の科学では成人の日の1月9日夜にパシフィコ横浜で大川隆法総裁の大講演会を開催しています。足立、葛飾、江戸川3区で幸福の科学が書籍配布を行わなかったのは、信者たちがこの大講演会に動員されたためではないかとも指摘されています。この点について藤倉総裁は、本紙の取材に対してこう語りました。

「理由は何であれ、彼らは闘わずして逃げた。我々の勝利は揺るがない。大勝利である」

◇関連記事

成人式でやや日刊カルト新聞社がゴミ回収活動＝幸福の科学本が大漁（2014年の美化活動）
【動画あり】成人式でゴミ回収活動＝集めたゴミを幸福の科学へ返却（2015年の美化活動）
【成人式】幸福の科学信者が路上で暴行・強盗＝警察も出動（2016年の美化活動）