幸福の科学が藤倉総裁に法名を授与、2年半ぶり5度目

　幸福の科学の一般公開施設に取材に入ったことが建造物侵入罪にあたるとして3月15日に東京地裁から有罪判決（罰金10万円、執行猶予2年、控訴予定）を受けた本紙・藤倉善郎総裁に対し、幸福の科学が新たな法名を授けていたことが本紙の取材でわかった。藤倉総裁は「非常に嬉しい」と語っている。幸福の科学が藤倉総裁に法名を授けるのは2年半ぶり5度目。

　今回、新たに授与された法名は「幸福の科学ストーカー」。教団機関誌『ザ・リバティ』のウェブサイトが3月16日、前日の有罪判決を報じた記事の中で公表した。

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　これまで藤倉総裁は幸福の科学関連サイトの声明文、記事、あるいは教団からの内容証明郵便等の抗議文の中で、「マッチポンプライター」「洗脳ライター」「霊言泥棒」「宗教荒らし」の4つの法名を授かってきた。今回は2018年9月15日に授かった「宗教荒らし」に続いて2年半ぶり5つ目。

　新たな法名「幸福の科学ストーカー」について、匿名希望の専門家はこう語る。

「ヒンドゥー教の聖典『バーガヴァタ・プラーナ―』に登場するストーカ・クリシュナの名と幸福の科学という教団名を組み合わせたもので、過去の4つのどれよりも高位の法名。もはやホーリー・ネームのレベル。幸福の科学では幹部でも5つもの法名を授かった例はなく、一般の信者は法名を授かること自体、めったにない。前代未聞の厚遇と言える」

　幸福の科学が信者以外に法名を授ける例は、多くはないが他にもある。2018年に藤倉総裁が「宗教荒らし」の法名を授かった際には、本紙・鈴木エイト主筆と著述家・菅野完氏もそれぞれ「ら」という宗教史上最短の法名を授かっている。

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藤倉総裁のコメント：非常に嬉しい。

鈴木エイト主筆のコメント：藤倉総裁ばっかりずるい。