【統一協会声明文 2009年07月13日】
世界基督教統一心霊協会(統一教会)は創設者文鮮明師ご夫妻を人類の真の父母、再臨のメシヤと信じ、「神様の真の愛を相続しよう」を提唱し、人類一家族世界実現を目指している宗教法人です。日本統一教会は今年10月2日で創立50周年を迎えます。
さて、昨今の特定商取引法違反事件において、当法人の信者の関与が指摘されるとともに、当方人の施設に警察の家宅捜索が入るという事態を招きましたことは誠に遺憾であり、胸の痛みを禁じ得ません。
また、信者の個人的な活動とはいえ、上記の一連の事件における家宅捜索で、世間をお騒がせし、多大なご迷惑をおかけしましたことにつきまして、教団の責任者として深くお詫び申し上げます。
当法人は今日までいかなる営利事業も行ってきておりませんが、私は、今回、世間をお騒がせしたことに対する道義的責任を痛感し、7月14日をもって会長職を辞任することに致しました。
今後、私は「信教の自由」という崇高なる人間の基本的人権を守るために、微力ながら誠心誠意、努力していく所存です。何故ならば、多くの信者が統一教会の信仰ゆえに、拉致監禁され、強制的に改宗を迫られ、離教していった姿を目の当たりにしてきたからであります。本日、7月13日は、不幸にも拉致監禁中に自殺を遂げたある信者の13回忌でもあります。
当法人のさらなる改善は次期会長に委ねますが、今後とも皆様のご指導ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。
平成21年7月13日
宗教法人 世界基督教統一心霊協会(統一教会)
会長 徳野栄治
「拉致監禁」とか、特商法違反事件と関係ない話も混じっています。全体の趣旨は、同事件の責任をとって会長が辞任するというものですが、「信者の個人的な活動とはいえ」「当法人は今日までいかなる営利事業も行ってきておりませんが」等、相変わらず「ウチに責任はない」というスタンスです。
【過去の参考エントリ】
統一協会・新世 霊感商法事件(2009年7月7日)
1 コメント:
韓国の世界平和統一家庭連合は7日、会見を開き、田中富広会長が献金に際して法人の指導が不足していたとして「つらい思いをしてきたカルト2世や国民の皆様に心からおわび申し上げます」と述べましたが献金は捧げるものではなく、吸い取るものです。
射殺事件後に約700件・約50億円の返金に応じたとされる。1件あたり約700万円となるが、11/22の共産党系日弁連の最終集計報告では1000万円以上の被害申告が約5割もあるという。
そのうえで元信者らに補償が必要になった場合の原資として、最大100億円を国に献金する方針を明らかにしました。
100億円で教団に都合が良い法整備を陳情するものとみられるが宗教法人課税すれば毎年1兆円の税収が増える。
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