2017年11月13日月曜日

教団2世の改憲大会を報じた本紙に勝共連合が著作権侵害でクレーム、TVQは再質問にゼロ回答

国際勝共連合から削除のお願いがあった当該記事の画像4点
TVQふくおかサテライトFRIDAYのキャプチャ画像(上2枚)
勝共UNITEの公式サイトの画像(下2枚)
本紙11月9日既報記事『 「 Good job!」教団2世の改憲大会をトップニュースで取り上げたTVQがUNITEから賞賛される』の続報。

当該記事で引用した画像について、執筆者の本紙・鈴木エイト主筆に、統一教会・家庭連合の政治組織・国際勝共連合から著作権侵害だとして速やかに削除するようお願いする連絡があった。

また、本紙主筆からのTVQへの再質問書に対しTVQ報道部は事実上のゼロ回答をしていたことも判った。



◆国際勝共連合青年学生部長から写真削除要請メール
今月10日、本紙主筆に以下のメールが届いた。送信者は、統一教会・家庭連合の松濤本部広報担当を経て、現在は国際勝共連合でUNITEを担当する大野青年学生部長だ。街頭での偽装勧誘阻止活動を15年間に亘って行なっている筆者(本紙・鈴木エイト主筆)と大野氏は、大野氏が街頭勧誘の“前線”活動に従事していたころからの旧知の間柄だ。

【国際勝共連合・大野青年部長からのメール 2017年11月10日16:20】

やや日刊カルト新聞 鈴木エイト様

昨日、「ややカルト新聞」に公開されました、「…TVQがUNITEから賞賛される」という記事に、
http://dailycult.blogspot.jp/2017/11/good-job2tvqunite.html

勝共UNITEのウェブサイトやTwitter、Facebookで掲載した4枚の画像が、無断で掲載されているのを確認いたしました。

「画像の無断転載は固く禁じ」ており、著作権の侵害に当たりますので、どうぞ速やかに削除するようにお願いいたします。

(掲載された本人たちからもクレームが来ておりますので、どうぞご理解ください)

国際勝共連合 大野

翌日、本紙は以下の返信を行なった。
【本紙・鈴木主筆から国際勝共連合大野青年学生部長への返信 2017年11月11日】

今回のやや日刊カルト新聞の報道は、改憲2020実現福岡大会の背景(主催者及び後援団体の実態とその狙い等)に触れないままTVQ九州放送が同大会を「憲法 大学生などが“改憲”訴える」として、一般の若者が憲法改正に賛成する大会を開いたと同局のニュース番組内で流してしまった事件について、勝共UNITEの公式サイト内の画像2点(大会で基調講演した元衆議院議員・九州国際大学学長の西川京子氏のスピーチ画像と安倍晋三首相のスライドをバックにプレゼンする福岡工業大学4年の女子学生の画像)と勝共UNITEのTwitterの画像2点(TVQの当該ニュース番組のテレビ映像の画面を写したキャプチャ画像・同大会実行委員長である九州大学4年の男子学生のインタビュー画像と同大会の横断幕の画像)を引用して報じたものです。

これら貴団体が著作権の侵害と主張されるものについて、本紙では著作権の侵害には該当しないと捉えています。

まず、TVQの当該番組のキャプチャ画像2枚については、国際勝共連合・勝共UNITEは著作権者ではありませんよね。そして他の2枚、勝共UNITEの公式サイト内の画像2点については、著作権法第32条に規定されている「引用」の範囲内のものです。

著作権法第32条1項
「公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行に合致するものであり、かつ、報道、批評、研究その他の引用の目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない」

・元衆議院議員・西川京子九州国際大学学長の写真について
政治家であり教育関係者ともあろう者が、学生への偽装勧誘を含めた反社会的活動をする宗教団体の関連イベントに参加していた事実を、現場取材をしたTVQは知っていながら報じなかった。写真の使用は、西川が大会に参加しなおかつ勝共UNITEの公式サイト上で写真付きで宣伝に利用されている事実についての評論のための引用及びその時事の事件を報じるための報道による利用である。

・2世信者の写真について
実際に2世信者である福岡工業大学4年の女子学生が、改憲大会に参加し勝共UNITEの公式サイトで顔出し写真つきでアピールされている事実を評論するための引用及びその時事の事件を報じるための報道による利用である。

またこれらの時事の事件の報道は著作権法41条により、時事の事件の報道のための利用には著作権者の許諾が不要です。

著作権法41条:写真、映画、放送その他の方法によつて時事の事件を報道する場合には、当該事件を構成し、又は当該事件の過程において見られ、若しくは聞かれる著作物は、報道の目的上正当な範囲内において、複製し、及び当該事件の報道に伴つて利用することができる。

今回の報道で用いた写真は著作権法41条に記載された「時事の事件を報道する場合」に合致しており、著作物が当該事件を構成し且つ 当該事件の過程において見られるものであり、報道の目的上正当な範囲内であるという要件を満たしています。

著作権法32条の「報道」及び同41条の「報道の方法」には、新聞・雑誌・インターネットニュースサイトなどのあらゆるものが該当します。


また「掲載された本人たちからもクレームが来ておりますとありますが」掲載した本人には、勝共UNITEのメンバーである福岡工業大学4年の女子大生と九州大学4年の男子学生以外に西川京子学長も含まれますか?
仮に、その“本人”に西川京子氏も含まれているのであれば、カルト宗教の関連団体の宣伝のために顔や名前を出すことに同意していながら、その事実を報じたり評論したりすることについては顔を出すことに同意しないということになり、政治家であり教育者である立場にしては随分と不公正で不誠実な主張であると思います。ぜひ、その見解を直接伺いたいので、弊紙あてに直接ご連絡くださるよう、ご本人にお伝え下さい。
また、両大学生については、そもそも自主的に結成された筈のUNITEのメンバーが何故、国際勝共連合にクレームを入れるのでしょうか。親や教団の庇護の下で活動しているために自主的に抗議できないのでしょうか。ぜひ、その見解を直接伺いたいので、弊紙あてに直接ご連絡くださるよう、ご本人にお伝え下さい。そしてどちらも成人している大人なのだから、教団や国際勝共連合を通してクレームを入れるのではなく、弊紙に直接クレームを入れるようお伝えください。



◆TVQは本紙主筆の再質問書に“ゼロ回答”

前回送信した質問書に対し的外れな回答をしてきたTVQの瓜生報道部長へ、再度質問書をFAX送信した。


 【TVQ報道部長への再質問書 2017年11月9日】



                  質問書
                      平成29年11月9日
株式会社TVQ九州放送 報道部
 報道部長 瓜生誠也殿
                    ジャーナリスト 鈴木エイト
                            

前略
11月6日に送信した質問書FAXに対する回答を昨日、FAXにて受け取りました。ご対応いただき、ありがとうございます。
しかしながら、いただいた回答は当方の質問内容と合致するものではありませんでした。
御回答にあった「憲法改正に賛成・反対の動きを並列に取り上げて」いること、すなわち改憲と護憲のバランスについて当方は問い質しているわけではありません。それらをどう取りあげようと、それは貴局の編集権の判断であり、外部が口出しする範疇のものではありません。しかし、ある意図を持って事実ではないこと(→改憲に賛成する若者たちが自主的に声を上げている)を喧伝する者たちの発意活動をそのまま取り上げることは、放送でデマを垂れ流していることと同じであり、外部から「それはおかしい」と指摘されるものとなります。
また、「特定の政党や団体の主張に偏った報道」をしているなどと指摘したわけでもありません。当方は、貴局が当該番組で取り上げた主旨「改憲に賛成する若者たちが自主的に声を上げている」という事象が、政権と教団によって作られてたプロパガンダであると指摘しています。全国で改憲に賛成するデモや街宣を行っている勝共UNITEは、安倍政権の意向を受けた、または政権の意向を忖度した教団が2世信者に指示して活動させているものであり、決して「若者の自主的な活動」などではありません。
にもかかわらず、それらの背景に触れることなく「若者による改憲集会の様子を報じ」ることは、これら政権とカルト教団の癒着構造が生んだプロパガンダに貴局が手を貸していることになります。
これはバランスや偏りの問題ではなく、デマとプロパガンダの問題です。
前回の質問書FAXに記載した貴局のコンプライアンスや編成基準等のうち、私が問題としているのは以下の箇所です。

TVQ九州放送コンプライアンス憲章 公正・正確な報道
放送番組編成基準 客観的、かつ公平に報じ、情報社会における的確な判断の素材を提供
TVQ九州放送 放送基準(民放連放送基準)
1.正確で迅速な報道
事実に基づいて報道し、公正でなければならない。
取材・編集にあたっては、一方に偏るなど、視聴者に誤解を与えないように注意する。
不当な目的や宣伝に利用されないように注意する
ニュースの誤報は速やかに取り消しまたは訂正する

当該報道は「正確な報道」ではなく、事象を「客観的」に捉えておらず「的確な判断の素材を提供」できていません。また、重大な要素について触れておらず「事実に基づいて報道」していません。そして「憲法改正に賛成する若者が自主的に声を上げているんだ」と「視聴者に誤解を与え」ています。さらに2世組織UNITEが「Good Job!」とツイートしているように当該報道は「不当な宣伝に利用され」ています。このようなデマを報じてしまったことについて「ニュースの誤報は速やかに訂正」すべきではないでしょうか。

こちらとしては、御局の報道担当者に情報を提供し、また情報交換をして今後、同じような轍を踏まないための方策を指南するつもりでした。しかし、6日に当方が御局に対して行なった情報提供(改憲2020実現福岡大会の実態は統一教会・家庭連合とその政治組織である国際勝共連合が2世信者に行わせているものであり、TVQに対しその2世組織UNITEが「Good Job!」とツイートしていること)に対し、当該番組の担当者を名乗るミウラという女性は「ふ~ん」「左様でございますか」などと、真剣に聴こうとせずこちらを揶揄する様な言動を繰り返しました。

改めて、下記質問にそれぞれ御回答願います。

1、    同大会を取材した経緯を教えてください。
2、    同大会に参加し挨拶した2名の国会議員が誰だったか教えてください
3、    同大会の背景(統一教会・家庭連合の関連イベントであり、2世信者が教団の指示で活動していること、政権のプロパガンダであること)を御存知でしたか
4、    同大会の背景を伝えないまま報じたことで、結果的に政権と教団のプロパガンダに加担してしまったことについてどう思われますか?
5、    瓜生報道部部長もミウラ氏と同じく件の放送内容について問題はなかったと思われますか。それとも、問題ありと判断された場合、今後の同番組内で訂正されますか?

以上の質問事項について、2017年11月10日中に御回答をお願いします。
草々


回答期限日にTVQからFAXで“回答”があった。


 【TVQ報道部からの回答 2017年11月10日】



  鈴木エイト殿                
                      平成29年11月10日
                    株式会社TVQ九州放送 報道部
 
                    
 平成29年11月9日付で貴殿より送付頂きました「質問書」に就きまして、以下の通り回答させて頂きます。

                 回答

 本件についての弊社の見解は11月8日付回答書の通りです。弊社では取材活動の経緯や取材で得た情報など個別の取材活動にかかわることについて放送した内容以外の情報を社外に開示することはしておりません。今回のお問い合わせについても、11月8日付回答書に加えて申し上げることはありません。



                               以上



TVQに対する本紙・鈴木エイト主筆のコメント
「TVQが問題ある報道をしてしまったこと自体は、無知であったためと思われ仕方ない部分はある。しかし、問題が発覚して以降も何ら適切な対応を取ろうとせず、問題を放置し続けていることは、公共の電波を担う放送局としては問題であろう」

(追記)
回答期限日にTVQから回答FAXが届いており、表題及び原稿本文を一部訂正しました。

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1 コメント:

匿名 さんのコメント...

一方はいちゃもんだけ言ってくる。
一方はごまかし、無視する。

エイトさんの言動は正しい。
ぜひそのまま続けて頂きたい。