2009年10月5日月曜日

神慈秀明会施設建設で住人が市長に申し入れ(宮崎市)

 「宮崎県内で地元住人と神慈秀明会が対立」で紹介した、宮崎市内で施設建設中の神慈秀明会と地元住人とのトラブルの続報です。住人側が市長に対して、宗教法人が宗教施設を建設する際に住民の同意を義務づけるといった内容の条例の制定を求めたようです。

【YOMIURI ONLINE 2009年10月03日】宮崎市長、法人側に「勧告」へ宗教施設問題住民の不安解消図る
 宗教法人「神慈秀明会」(本部・滋賀県甲賀市)が、宮崎市新名爪に計画する集会所建設に地元住民が反対している問題で、津村重光市長は住民の不安解消に努めるよう、法人側へ「勧告」を行うことを明らかにした。

 地元住民らでつくる「市大規模集会所建設阻止委員会」のメンバーら16人が市役所を訪ね、宗教施設の建設に関し、住民の同意を宗教法人に義務づける条例の制定を津村市長に要請した。


 これに対して、市長は「最終結論は出ていないが、条例による規制は現時点では困難と考えている。今後も検討をしていく」としたうえで、不安解消への取り組みを念頭に「勧告ができないか、文案を検討している」と述べた。

 市市民部によると、市はこれまで、住民らとよく話し合うなどの不安解消を法人側に要請してきたが、「勧告」という形を取ることで、よりトーンを強めて働きかける。内容は精査中だが、強制力はないという。

 委員会によると、これまでに約5万2000人分の建設反対署名が集まった。同法人は6月、住民側に対して建築工事の妨害禁止を求める仮処分を宮崎地裁に申し立て、地裁が7月末、妨害禁止の命令を出した。法人側は8月末に着工しているという。

 神慈秀明会は、かつて街頭での祈祷や勧誘活動について信者に厳しいノルマが課せられるなど、非常に評判の悪い団体でした。90年代に方針転換し、厳しいノルマ等はなくなったようで、「被害」の話はあまり聞きませんが、2007年に、教団が信者の借金の存在を知りながら献金させたのは不当だとして、京都地裁が教団に660万円の支払いを命じた判決を出した、ということもあったようです。

 神慈秀明会について最近聞くトラブルは、信者の献金などをめぐるものよりむしろ施設建設をめぐる地域住人とのトラブルです。で、住人たちがなぜ反対しているのかというと、神慈秀明会という教団を危険視しているというのもあるんですが、直接には集会所に信者が出入りするようになることで発生する交通問題等の環境問題のようです。また、施設建設にあたって神慈秀明会側が住民側に対して行った説明が不親切だったり、説明の進め方などにウソがあったりということも、住民たちの不信感を増幅させているようです。

 過去によからぬ評判があった教団ですし、住民への説明が不誠実であれば、そりゃ反対運動にあって当然だと思います。しかし宗教法人に対して宗教施設の際の住民の同意を義務づけるという条例を作るというのは、さすがにムチャなのではないかと思います。「宗教だから」という理由で税金が免除されたり軽減されたり、多少のトラブルがあったくらいでは行政が「信教の自由」とか言って対処しないというのは不当な“差別”ですが、「宗教だから」という理由で、ほかの団体には課せられない規制を宗教にだけかけるというのもまた“差別”なのではないでしょうか。

 上記記事によれば、市長も条例制定には難色を示しています。

 条例や法律によって規制するとしても、「宗教だから」ではなく、交通環境、景観、騒音などを根拠にしたものにした方がいいんじゃないでしょうか。現在、住人が神慈秀明会の施設建設に反対することには相応の根拠があるように見えますが、「宗教だから」ということを根拠に条例による規制をかけるという発想には賛同できません。

4 コメント:

匿名 さんのコメント...

宗教を装った詐欺集団だからですね。

さんのコメント...

神慈秀明会に、殺されそうになった俺
渡辺豪成、小山代表の子供は、許さない!

の実 さんのコメント...

小山家世襲の詐欺集金集団です

匿名 さんのコメント...

妙法蓮華経普賢菩薩勧発品第二十八
普賢菩薩勧発品第二十八
妙法蓮華経。普賢菩薩勧発品。第二十八

爾時普賢菩薩。以自在神通力。威徳名聞。与
大菩薩。無量無辺。不可称数。従東方来。所経
諸国。普皆震動。雨宝蓮華。作無量百千万億。
種種伎楽。又与無数諸天。龍。夜叉。乾闥婆。阿
脩羅。迦楼羅。緊那羅。摩?羅伽。人非人等。大
衆囲繞。各現威徳。神通之力。到娑婆世界。耆
闍崛山中。頭面礼釈迦牟尼仏。右繞七匝。白
仏言。世尊。我於宝威徳上王仏国。遥聞此娑
婆世界。説法華経。与無量無辺。百千万億。諸
菩薩衆。共来聴受。唯願世尊。当為説之。若善
男子。善女人。於如来滅後。云何能得。是法華
経。仏告普賢菩薩。若善男子。善女人。成就四
法。於如来滅後。当得是法華経。一者為諸仏
護念。二者植諸徳本。三者入正定聚。四者発
救一切衆生之心。善男子。善女人。如是成就
四法。於如来滅後。必得是経。爾時普賢菩薩。
白仏言世尊。於後五百歳。濁悪世中。其有受
持。是経典者。我当守護。除其衰患。令得安穏。
使無伺求。得其便者。若魔。若魔子。若魔女。若
魔民。若為魔所著者。若夜叉。若羅刹。若鳩槃
荼。若毘舎闍。若吉蔗。若富単那。若韋陀羅等。
諸悩人者。皆不得便。是人若行若立。読誦此
経。我爾時乗。六牙白象王。与大菩薩衆。倶詣
其所。而自現身。供養守護。安慰其心。亦為供
養法華経故。是人若坐。思惟此経。爾時我復。
乗白象王。現其人前。其人若於法華経。有所
忘失。一句一偈。我当教之。与共読誦。還令通
利。爾時受持読誦法華経者。得見我身。甚大
歓喜。転復精進。以見我故。即得三昧。及陀羅
尼。名為旋陀羅尼。百千万億旋陀羅尼。法音
方便陀羅尼得如是等陀羅尼。世尊。若後世
後五百歳。濁悪世中。比丘。比丘尼。優婆塞。優
婆夷。求索者。受持者。読誦者。書写者。欲修習
是法華経。於三七日中。応一心精進。満三七
日已。我当乗六牙白象。与無量菩薩。而自囲
繞。以一切衆生。所喜見身。現其人前。而為説
法。示教利喜。亦復与其。陀羅尼呪。得是陀羅
尼故。無有非人。能破壞者。亦不為女人。之所
惑乱。我身亦自。常護是人。唯願世尊。聴我説
此陀羅尼。即於仏前。而説呪曰

阿檀地 檀陀婆地 檀陀婆帝 檀陀
鳩?隷 檀陀脩陀隷 脩陀隷 脩陀羅
婆底 仏駄波羶禰 薩婆陀羅尼阿婆多
尼 薩婆婆沙阿婆多尼 脩阿婆多尼
僧伽婆履叉尼 僧伽涅伽陀尼 阿僧祇
僧伽婆伽地 帝隷阿惰僧伽兜略
阿羅帝波羅帝 薩婆僧伽三摩地伽蘭地
薩婆達磨。脩波利刹帝 薩婆薩?楼駄
?舎略阿?伽地 辛阿毘吉利地帝

世尊。若有菩薩。得聞是陀羅尼者。当知普賢。
神通之力。若法華経。行閻浮提。有受持者。応
作此念。皆是普賢。威神之力。若有受持読誦。
正憶念。解其義趣。如説修行。当知是人。行普
賢行。於無量無辺諸仏所。深種善根。為諸如
来。手摩其頭。若但書写。是人命終。当生?利
天上。是時八万四千天女。作衆伎楽。而来迎
之。其人即著七宝冠。於采女中。娯楽快楽。何
況受持読誦。正憶念。解其義趣。如説修行。若
有人受持読誦。解其義趣。是人命終。為千仏
授手。令不恐怖。不墮悪趣。即往兜率天上。弥
勒菩薩所。弥勒菩薩。有三十二相。大菩薩衆。
所共囲繞。有百千万億。天女眷属。而於中生。
有如是等。功徳利益。是故智者。応当一心自
書。若使人書。受持読誦。正憶念。如説修行。世
尊。我今以神通力故。守護是経。於如来滅後。
閻浮提内。広令流布。使不断絶
爾時釈迦牟尼仏讃言。善哉善哉。普賢。汝能
護助是経。令多所衆生。安楽利益。汝已成就。
不可思議功徳。深大慈悲。従久遠来。発阿耨
多羅三藐三菩提意。而能作是神通之願。守
護是経。我当以神通力。守護能受持。普賢菩
薩名者。普賢。若有受持読誦。正憶念。修習書
写。是法華経者。当知是人。則見釈迦牟尼仏。
如従仏口。聞此経典。当知是人。供養釈迦牟
尼仏。当知是人。仏讃善哉。当知是人。為釈迦
牟尼仏。手摩其頭。当知是人。為釈迦牟尼仏。
衣之所覆。如是之人。不復貪著世楽。不好外
道。経書手筆。亦復不喜。親近其人。及諸悪者。
若屠児。若畜猪羊鶏狗。若猟師。若衒売女色。
是人心意質直。有正憶念。有福徳力。是人不
為。三毒所悩。亦不為嫉妬。我慢。邪慢。増上慢。
所悩。是人少欲知足。能修普賢之行。普賢若
如来滅後。後五百歳。若有人。見受持読誦。法
華経者。応作是念。此人不久。当詣道場。破諸
魔衆。得阿耨多羅三藐三菩提。転法輪。撃法
鼓。吹法螺。雨法雨。当坐天人大衆中。師子法
座上。普賢。若於後世。受持読誦。是経典者。是
人不復貪著。衣服臥具。飲食資生之物。所願
不虚。亦於現世。得其福報。若有人。軽毀之言。
汝狂人耳。空作是行。終無所獲。如是罪報。当
世世無眼。若有供養。讃歎之者。当於今世。得
現果報。若復見受持。是経典者。出其過悪。若
実若不実。此人現世。得白癩病。若有軽笑之
者。当世世。牙歯疎欠。醜脣平鼻。手脚繚戻。眼
目角?。身体臭穢。悪瘡膿血。水腹短気。諸悪
重病。是故普賢。若見受持。是経典者。当起遠
迎。当如敬仏。説是普賢。勧発品時。恒河沙等。
無量無辺菩薩。得百千万億。旋陀羅尼。三千
大千世界。微塵等。諸菩薩。具普賢道。仏説是
経時。普賢等。諸菩薩。舎利弗等。諸声聞。及諸
天龍人非人等。一切大会。皆大歓喜。受持仏
語。作礼而去

妙法蓮華経。巻第八