霊感商法対策弁連の申し入れに対し、高知大は杉山院長とのかかわりを完全否定

機関紙“友情”掲載のハッピーヘルス広告

本紙既報のすぎやま鍼灸院の杉山院長について、杉山氏と共同研究をおこなっていたとされる高知大学に対し、全国霊感商法対策弁護士連絡会が、1月31日に申し入れをしていたことが判った。

杉山院長との関係や杉山院長の講演会に関しての高知大学医学部のかかわりについて問う内容だったそうだが、高知大学は杉山院長とのかかわりについて全面否定したようだ。

◆弁連が申し入れ

全国弁連の金谷良弁護士によると

「全国霊感商法対策弁護士連絡会から高知大学に対して平成24年1月31日付けで、高知大学と杉山氏との関係を伺う内容の申入書を送付した。その結果、高知大からは『杉山氏と共同研究をおこなっていないため高知大学からは杉山氏に対して抗議をおこなったこと、今後高知大学が杉山氏を招聘するつもりはないこと、及び、今後高知大学が杉山氏と共同研究をおこなう予定もないこと』との回答を得た」

とのことだ。

本紙で追及してきた内容と一部齟齬があるが、高知大学としては杉山氏の素性が判り、一切のかかわりを否定したというところであろう。


◆統一協会系の“友情社”が販売代理店に

尚、ハッピーヘルスについては、今月1日発売の統一協会信者向けの月刊紙“友情”3面下段に、広告が掲載されていた。

今月1日発行の機関紙“友情”1面

3面下段にハッピーヘルスの広告が

発行する友情社（渋谷区神宮前）に確認したところ、友情社がハッピーヘルスの販売代理店になっていることが判った。

値段は「正式に日本で今やると37万8千円です」とのことだった。

日本でも韓鶴子教祖夫人が発明者として特許取得されていたハッピーヘルス、高額な治療器販売による被害拡大が懸念される。


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